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【産業医からのメッセージ】2022年7月『お腹を動かすスイッチはよく噛んで食べること』

精神科産業医 益子雅笛  with アロマセラピスト/リフレクソロジスト 原三奈子
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今月は、

①食中毒に注意!

毎年6~7月は、食中毒に注意しましょう~と言われます。この時期は、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなる環境であるため、「つけない、増やさない、やっつける」のがポイントです。手指や調理器具の消毒・殺菌や、調理法や保存方法、そして体調管理など、見直してみましょう。

②お腹を元気にする

暑くなると冷たいものが欲しくなるものです。しかし、体内が一番活性化するのが37℃前後であることからすると、お腹の中が冷えすぎてしまうと体のパフォーマンスは落ちてしまいます。そこで、冷たいものの摂りすぎに注意し、常温のものにする、氷を舐めるなど、工夫してみましょう。
よく噛んで食べることで、胃腸がよく動きます。消化管には筋肉(平滑筋)がありますので、よく動くことで体温が上がり、代謝がよくなって汗をかきやすい体になります。
消化機能が低下すると夏バテしやすくなりますので、お腹を元気にすることが夏バテ防止につながります。


今月のキーワードは、
『お腹を動かすスイッチはよく噛んで食べること』 です。

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