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【産業医からのメッセージ】2022年5月『あわてないあわてない ひとやすみひと呼吸』

精神科産業医 益子雅笛  with アロマセラピスト/リフレクソロジスト 原三奈子
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今月は、

①事業所の飲酒運転根絶への取り組みの強化

事業所での飲酒運転根絶に向けて、道路交通法施行規則の一部が改正され、2022年4月から順次施行され、10月には安全運転管理者によるアルコール検知器を用いた酒気帯びの有無の確認等が義務化されます。社用車を有する事業所では対応が必要です。

<安全運転管理者の業務の拡充についてリーフレットを掲載(警察庁)>
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/img/ankanleaflet.pdf

これは、2021年6月に発生した死亡事故がきっかけになりました。法律の改正があるとき、それがなぜ行われることになったのかを考え、社会や世の中の動きや考え方の変化を感じることが大事だと考えます。
アルコールの代謝には時間を要します。体重60~70㎏の人が1時間に分解できるアルコールは約5g。これは、日本酒1/4合、ビール中びん1/4本、ウイスキーダブル1/4杯。つまり、日本酒1合、ビール中びん1本、ウイスキーダブル1杯を飲むと、呼気に出なくなるまで4時間かかる、ということになります。ただし、これは元気な人の場合であり、その日の体調にもよりますし、個人差も大きく、毎日飲酒して肝臓に負担がかかっている場合はもっと時間がかかるでしょう。
業務で車に乗らない方も、プライベートで運転するときに「飲酒運転」になってしまわないように、気を付けましょう。

②不安定な時期における、からだとこころの整え方のコツ

4月は気候も社会情勢も不安定で、なんとなく落ち着かず、ふわふわするような感じがあった方も多いのではないでしょうか。また、リモートから出社になる時には、体力の低下が気になるところです。
このような時は、
1)「地に足をつける」
これは、意識だけではなかなかできないものです。具体的には、息を吐くこと、いまに集中して物事に向き合うこと、などを行ってみましょう。「起き上がり小法師」「パンチバッグ」のように「腹の底」に重心を落とせるように、心身ともに「腹落ち」させることがポイントです。「書き出す」という行動も頭の中を整理するには効果的です。「意識し意図して行動すること」でうまくいきやすくなります。
2)「ゆとり」を持つ
環境の変化が生じるときは、不測の事態が生じても対応できるように、時間的・物理的・心理的にも「ゆとり」を持っておきましょう。「何かあっても大丈夫」と思えることが大事です。
この2つを心がけてみましょう。

今月のキーワードは、
『あわてないあわてない ひとやすみ一呼吸』 です。


※一休さん(第1話が無料で見られます・・・なつかしい涙)
https://gyao.yahoo.co.jp/store/episode/A048102061999H01

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