
(15)ケンの再入院
noteの記事を書くにあって、当時書き留めた自分のスケジュール帳やカレンダー(もちろん嫁好みな嫁暦)、ブログの過去記事を何度も読み返しています。そんな資料の中から思った以上にたくさん出てきたものにケンとやりとりした手紙がありました。当時、ケンとは全く話が噛み合わず、すぐ喧嘩になってしまったので、よく筆談をしていました。筆談だと会話の中によくでてくる「えーと」とか「あのー」という間がなく、用件が端的に書かれていてケンはわかりやすかったようです。相手の表情を読まなくていいのも、楽だったと思います。「ごはんだよ。」というひとことでも、言い方ひとつで喧嘩になることもあったので、近くにいてもメールや今ならラインの方がコミュニケーションは成功しました。それでも、退院後のケンの状態はどんどん悪化していきました。
この続きをみるには
この続き:
4,063文字
/
画像5枚
記事を購入
300円
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!