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美健楽なベジタリアン・ホームパーティ・メニュー(ガーリック収穫祭)を、1対1でじっくりと楽しむコロナ新時代

コロナ以前はよく、5−10人ほどを招いた、ホームパーティをやっていました。コロナ以後の世界は、ソーシャルディスタンス2mをキープする世界なので、うちに呼べるのは1、2人ですね。ガーデナー仲間が、日替わりで引越し祝いをやってくれるそうで、早速料理上手なEさんが来てくれました。私と一緒に、有機のガーリックを毎年植えてる人。

今年はちょっと早めにガーリックを収穫したので、収穫祭を兼ねてガーリック料理を2種、シンプルレシピと凝ってるレシピの料理を持ってきてくれた。下の写真の上の2品。

シンプルなガーリックレシピは、今が旬のケールのガーリック炒め。ガーリックの味を活かすために、相性のいい定番ケールと一緒に、オリーブオイルでさっと炒めただけ。

凝ってる方のガーリックレシピは、ソテー。ガーリック、つまりニンニクの芽や花を、紫キャベツやにんじんなどをガーリックソテー。ソースは、カナダの醤油もどきとお砂糖を少々。つまり照り焼きっぽいソースだから、日本人の私の口にもあって、美味しい。

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私からは、中華街のお気に入りのパンやさんの、全粒粉入りの野菜まんという、珍しいもの。ここのパンやさんは二代目か三代目の若い人らしく、健康志向みたい。だから白い小麦粉だけじゃなくて、茶色の全粒粉を混ぜ込んだのね。中もミックスベジタルではないちゃんとした炒め野菜やキクラゲが入っていて、しかも巨大。私は二回に分けて食べるくらい。これで2.5ドル、つまり200円くらい。

あと手作りで、お好み焼きを卵抜きのビーガンで、作ってみた。卵はキャベツをくっつける役割だから、それを抜くなら、小麦粉のグルテンを出して、すった長芋を接着剤代わりに使う、ダブル方式にしてみた。

あら、見事にくっついたわ。1週間熟成した、手作りのビーガンウスターソースをかけて食べたら、さらに美味。よし、お好み焼きももうビーガン でいいな。

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デザートも持ち寄りで、
彼女からは、ガーデン畑の有機のリュバーブで作ったビーガンパイ。リュバーブの煮詰めが甘くて、ちょっと水っぽいソースっぽくなってるけど、美味しかった。
私からは、日本風の抹茶プリン、バナナ入り。

ラズベリーのメイプル スプレッドも作ってあったので、リュバーブのパイと食べたら、相性が最高でした。リュバーブとラズベリーのパイというのは、伝統的な鉄板の組み合わせ。さすがだ。

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ビーガンなら、バターは使えないからどうしたの?と聞いたら、市販のビーガンバター使ったそう。数種類の油をブレンドして、バターっぽい形状に加工したものらしい。加工しすぎたビーガン食材は自分からは食べないけど、せっかくお友達が作ってくれたものだから、そのLOVEを感じて感謝して、いただきます。

ドリンクは、1週間漬け込んで抽出してみた、ラズべリーと苺のコーディアル(果実薬用酒)4種類。さらに昨年秋からつけてる、クランベリーのコーディアルを加えて5種類を、試飲がてら比較してみた。50度数のウォッカでつけたので、かなりアルコール度が高い。炭酸水で割って、スプリッツー風にしていただきました。詳しくは別記事で。

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お互い料理が好きだから、ちょっとだけ、と言いながら次々作っちゃった。

自分たちで育てた有機のガーリックやラズベリ、リュバーブを、自分らで収穫と料理して、一緒に食べる。贅沢なレストランに仕事で行き飽きた私には、こういうホームパーティの方がずっと贅沢に思えます。

コロナ時代は、1人か2人の人とじっくり深く話す、付き合う、というふうになっていますね。大勢のパーティも楽しかったけど、1対1でじっくり、というのも私は好きです。

と言いつつ、明日は久しぶりに再開する、Vegan  Meetup、つまりビーガンの同好会?みたいなイベントに出かけます。コロナ以前はレストラン巡りやポットラック持ち寄りパーティしてたけど、コロナ以降はオンラインお茶会と、ソーシャルディスタンス2mを保てる戸外でのピクニックになるらしい。明日は海沿いの公園、日曜日は別のグループと、海辺で夕焼けを見ながらのおしゃべりの会。

コロナでビーガンの人たちの食生活やお仕事がどう変わったか?
取材してきます。

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