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カナダでは貴重な、卵かけごはんや半熟に安心してできる、「生みたて・朝採り・有機卵」が買えるRockweld Farmと特別オーダー方法

今日は小さなファーマーズマーケットがある水曜日。メイン通りの、中央駅前の公園でやっています。土日のマーケットよりはお店の数も少なくて小さいのですが、コロナ規制での待ち行列をしなくて済む確率が高いのが、メリット。出店してるお店は土日にも出店してるところが多い、土日の縮小版って感じ。

特に私が贔屓にしていて、日本人向け特別オーダーを聞いてくれるようになった知人がいる、有機卵の農場店がでている。なので、2、3週間に一度、卵を買いに行くことが多いのです。

メイン通りファーマーズ・マーケット:毎水曜日 2−6PM (大体9月一杯くらいまで)

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そろそろトマトが最盛期かな。赤だけでなく、いろんなカラーと種類がでまわるので、トマトは絵になる、今はインスタ映えする、ですかね。私はインスタはまだ、真面目にやってないですけど。色はきれいだけど、基本、一番美味しいのは赤です。

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↓こちら、下の写真が、今日買ったもの。

今週、オンライン料理クラスで‘習う’のに使う、茄子とじゃがいもを買いました。和食だけど、こっちの茄子もジャガイモも日本のとは違うから、一応二種類ずつゲット。両方で作って、食べ比べしたら面白いかも。

今日は、珍しい色の、カフェ・オ・レ・ダリアがでていました。ピンクなのにカフェ・オ・レ?と思ったけど、白いテーブルの上でみたら、全体にカフェ・オ・レ色の薄いシェイド、影や紗がふんわりかかっているような微妙できれいな色ですね。アンティークな感じもおしゃれ。黄色っぽいカフェ・オ・レ・ダリアと迷ったのですが、ピンクのほうが元気だったので、そちらにしました。

あと、お菓子っぽいのは、最近カナダ人に人気の、MOCHI (餅)ケーキ。キャノーラオイルで作ったビーガンマフィンだけど、小麦粉の代わりに餅粉を使って、モチモチしてるのが特徴。グルテンアレルギーのカナダ人が増え続けているから、小麦じゃなくて餅粉を使っているようです。日本人が食べてもまあイケるけど、マフィンじゃあないですね。粘り気の少ない大福の皮、みたい。紅茶の葉っぱ、コーヒー、チョコレート味もあっさり。これはKanadell(奏でる)さんという日本女性たちがやってる店だから、お高いけど繊細な味です。でもリピは?しないな。今、これ、どこでもあるから。

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でも今日の本命は、↓の写真の卵。Rockweld Farmさんに特別に頼む、Sakura事前スペシャル・オーダー品。

この市場の日の朝5時に、生みたて卵を採卵してもらった、有機卵なのです。
1ダース注文、12個で、6、25ドル(500円くらい)
半ダース注文、6個で、3、45ドル (260円くらい)

ホールフーズなどの大手スーパーで買うより1割ほどお安い感じ。卵の殻がザラザラしてて、新鮮!って感じが満々。大きさがバラけているのは、その日その時間に生まれたものだから。

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カナダ人は、卵を生では食べない人が多い。自然農法の卵の殻についてた鶏のフンのサルモネラ菌で、死亡者がでた過去があるらしく、政府も生食は勧めないから。エッグベネディクトとか、半熟卵料理はあるが、完全に生の卵かけご飯にできる、スーパー新鮮クオリティ(品質)の卵というのは、見かけないのです。

特に大きな農場や、大手スーパーの卵は、毎日生まれる卵をとって冷蔵庫保存。下手すると1ヶ月冷蔵庫にいた古い卵もまぜて、市場やスーパーで売ってたりするとのこと。卵って実は、2ヶ月くらい冷蔵庫で保つんですよね。日本では生食、生で食べることを想定してるから、保存期間を短く表示してるだけ。賞味期限過ぎても、消費、食べることはできるはずなんです。

だが、日本人として、卵かけご飯が安心して食べられる、スーパー新鮮な生卵、しかも有機のが欲しい。ということで数年探し回り、やっと2、3の農場さんと仲良くなって、特別オーダーを聞いてもらえるようになったのがここ3、4年、かな。

このRockweld農場さんは、小規模だし、水土日のマーケットにでてるから、普通に売ってる卵も新鮮です。採卵してから1−4日くらいだと思う。ですが、私が事前にお願いすると、市場の朝に採卵した生みたて卵を持ってきてくれるのです。もちろん、うちの卵は生で食べられます、とは言えません。カナダの法律に触れるからね。でも私は、その日の朝の生みたて卵なら新鮮だろうと、自己責任で卵かけごはんや生食しています。

スーパー新鮮卵が欲しい、バンクーバー在住の方への裏技伝授: 

もしもこの農場さんに、ダウンタウンの複数のファーマーズマーケットで出会えたら?
>Chef  Sakuraさんのご紹介ですけど、Japanese  QualityのSuper Fresh Eggsありますか?
って、聞いてみてください。新鮮卵を選んでくれるか、次のマーケットで朝採りを持ってきてくれる方法を、教えてくれると思います。かなり面倒な細かい注文だと思うんですけど、今のところ、
>Sakuraの紹介なら、いいよ
って言ってくださってるので、お言葉に甘えてどうぞ。別に私に紹介料が入るわけじゃないので、日本人らしく礼儀正しく、お願いしてくださいね。あと、万が一お腹壊しても、自己責任でよろしくです。

ご注意ですが、カナダの自然飼育の卵は、よーく殻を洗ってから割りましょう。

殻に鳥のフンのサルモネラ菌が万が一ついていたら、食当たりや死亡する危険性もあるそう。きれいに洗えば問題ありません。(日本の卵は、ブロイラーというスシ詰めの大量生産な工業製品みたいなものが多いから、多分、化学的になにか消毒してると思います。)

このスーパー新鮮卵で、今日は卵かけごはんでした。明日はカルボナーラか、ふわとろタンポポオムレツ予定。

多めに買ってしまったので、シェフやってる、小さなお子さんがいる知人にお裾分けするのですが、彼は親子丼にしたいって言ってた。その手があったか!と思いました。ベジタリアンは、牛肉(赤肉)と違って鶏肉(白肉)は食べる人が多いのですが、私は最近、鶏肉ご無沙汰だったからな。親子丼という細切れ肉を使う、日本的な賢い節約肉料理、全く忘れてたわ笑。

以前は有機の鶏ガラだけを買って、素晴らしいチキンスープを作ってたのです。が、最近鶏ガラの形を見るのが嫌。鶏さんがシメられたときの苦しい様子が、なんか浮かんでくるんですよねえ。鶏さんがかわいそうだから食べない、という同情じゃなくて、なんとなくざわざわして嫌、という気分。こうやって肉と疎遠になって、そのうち肉がなくても大丈夫、というか、存在を忘れていくんですね。

だが今のところ月に1回くらいはまだ、肉を食べたい!という日はある。なので、次はRockweld  Farmで鶏のひき肉を買いましょう。ひき肉なら鶏の形は見えないから、怖くない笑(←小心者、英語でチキン、といいます。)

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