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ブルーチーズの甘辛おやつレシピ、ボルドーの伝統直伝とショコラティエ直伝2種(ベジタリアン)〜美健楽なチーズの選び方とお勧め店まで

昨日の記事は、料理オタクなシェフ目線だったのですが、今日は通常営業に戻りました。最近、料理は好きでのめり込みがちだけど、それ以外にやりたい仕事や使命がボンボンとボス(上司というかメンター)から降ってくる。だから料理も、なるべくシンプルに時間と手間がかからぬお気楽モード、でもワクワク食べられる美味しいもの、そしてちょっとは健康的なもの。というのを心がけています。

今日も締め切りを抱えて、ランチ間際になっても終わらない。こういう切羽づまってるときって、体気心がストレスで、がつんと甘いものとかジャンクフードを食べたくなる。無意識に手がポテチ袋をあけて、ながら食い始める。いつのまにか袋がカラになって、1000キロカロリーくらいジャンクなカロリーとってたりする。そして太る。という悪循環を、以前はやっていました。でもいまは解決法があるから、そっちにハマりにくい

今日は、美健楽ベジタリアン(チーズと卵OK)でもグルメ寄り、でもジャンクではない甘辛おやつ(スナック)なチーズレシピ(食べ方)をお届けします。

まず、ストレスジャンク食いしそうな気分の時、それを止める方法

いったん仕事の手をとめて10分のお茶タイムを取りましょう。ながらをしてるから、無意識に手が食べ物を口に入れてしまう。だから、時間がなくても、落ち着くためにいったん気をそらす。

つまり、お茶とおやつ(スナック、前菜にもなる)に気持ちを集中して味わって食べる、MINDFULLNESSの状態に入るのが大事です。

ということで、お茶を入れつつ、きちんと気を向けて使って食べるものを考えた。
>なんか簡単に食べられるおやつ、スナックあったかなー。甘いものか塩味のもの、どっちでもいいけど、原稿終わったらランチ食べるだろうから、少量でぐっと味が濃縮したものがいいな。甘いのか辛いのか決めかねてるから、甘辛にしよ

と、冷蔵庫を開けたら、目に飛び込んできたのが、
お気に入りのイギリスのブルー青カビチーズ、スティルトン(右手前)

チーズの、大雑把で美健楽ベジタリアンな選び方

私チーズは、Agedのくさーいのとか、ハード系の味が凝縮したのを、少しずつ味わって頂くのが好き。
+パルメジャン(できれば30年以上熟成のが旨味が強い、でも高くなる)
+ブルーチーズ(フランス産をブルーチーズ呼び、イタリアではゴルゴンゾーラ、イギリスはスティルトンと呼び名が変わる。私はスティルトンでお気に入りブランドあり)
+エメンタール、
+スモークモッツァレラ(ピザチーズに使える)あたり。ハードチーズは水抜き加工と発酵が長いから、陰性のミルクから陽性に変わった体温め食材。また、発酵が長いから旨味が凝縮してて強い、西洋のダシ食材。

一方ソフト系フレッシュチーズは、イマイチ避ける。体が冷える食材だしミルクっぽいから、私はあまり食べない。でも一般的にビーガンは、フレッシュだが、ヤギのフェタチーズは好き。ヤギは高いところに住んでるから、そのミルクは牛のミルクと違って温めWarming食材だから。さらに牛ミルクのアレルゲンがヤギミルクにはないらしいから、アレルギーの人が少ないとか。

私も牛ミルクよりはヤギミルクのほうが、体が冷えないから、体は歓迎してる。でもフェタチーズになると、なんか食感が苦手。ヤギのフェタ食べるくらいなら、豆腐で創ったフェタもどきのビーガンチーズを食べるほうが、好きで安い。

さて、ブルーチーズ(スティルトン)で思いついたレシピは?

>あ!そうだ。久しぶりに、ブルーチーズとワインの本場、フランスのボルドーで習った、伝統的なブルーチーズの食べ方にしよう。あれなら甘辛で、糖分塩分一緒にとれる。

>あとは、ドライフィグ(イジヂク)で、トルコ産の美味しいオーガニックのとダークチョコ85%は常備してるから、バンクーバーのチョコレート屋さんKOKO MONK(ココモンク)のショコラティエ(男性のチョコレート職人、女性はショコラティエール)が創った、あの組み合わせにしよう。

と、2種類のブルーチーズおやつが決定しました。

それがこちら。

ブルーチーズの甘辛おやつ、ボルドーの伝統直伝とショコラティエ直伝2種(ベジタリアン)

(またNOTEが、画像ひっくり返した。。。)

右側が、フランスのボルドー直伝、伝統的なブルーチーズの食べ方、
+ブルーチーズに蜂蜜がけ

でも、蜂蜜がなかったから、似たようなもんの、玄米米飴・西洋版にしました。メープルシロップだと味がチーズより強すぎるから、ここは蜂蜜のがいい。蜂蜜はビーガンじゃない説とビーガン説やRAWがいいとか説あるけど、私は気にしない。でもアレルゲンが子供にあるし、あまり好きでもないから、どうしても蜂蜜じゃないとダメなレシピで、たまに少し食べるだけ。メープルシロップのがよく使う。このボルドー流のブルーチーズにかけるレシピ(食べ方)は、伝統的な蜂蜜がやっぱり最高!です。

上の写真の左側が、知り合いのショコラティエが創った、ブルーチーズとダークチョコレートを挟み込んだ、ドライフィグサンド

こっちのが、作り方わかりやすいかな。(散らしてるのはカカオニブ)

ドライフィグ(イチジク)を横半分にスライスして、
ブルーチーズとダークチョコを挟んだだけ。
ダークチョコは私は85%以上が好きで100%でもいけるが、一般的には70%くらいが、苦すぎず誰でも食べやすいと思う。

これ、どっちもチーズの塩味と旨味、蜂蜜(玄米米飴)やドライフィグ甘味という甘辛味で、いっぺんに塩と糖分がとれるから、満足度高い。さらにチーズもチョコもドライフルーツも、味が凝縮された濃厚さだから、少量で満足できるのです。

でも濃厚だからつい、赤ワインやカクテルといった、おさけが欲しくなっちゃうのよね〜。ボルドーでも、赤ワイン必須の酒のつまみや前菜でした。でも平日の昼間にお酒飲むと、自営業でも仕事への集中がきれるし、眠くなったりもするから、モクテル(ノンアルコール)のカクテルにしたよ。

ラズベリーとリュバーブのチア・スプリッツァー(0%アルコールのMocktail)

フルーツスプリッツァーもどき・レシピと作り方(0%アルコールのモクテル、ビーガン)

作り方は、
炭酸水となんらかの100%フルーツジュースを
1:1くらいで混ぜるだけ。ジュースが甘ければ、炭酸水多めで割る。

今回はたまたまあった、ラズベリーとリュバーブのジュースのチアシード浸し液を、炭酸水で割った。なにもなければ、スムージー用に常備してる、100%りんごジュース、ストレート果汁や、レモンジュースを使うことがおおい。

飲兵衛のためのカクテルレシピなら、

オリジナルのワインスプリッツァーっぽく、ワインと炭酸水を1:1で混ぜるだけ。あればレモン絞って汁をちょっといれると、味がまとまるし、カクテルっぽくなる。

さあて、濃厚なブルーチーズの甘辛スナックを、スプリッツァーとじっくり味わって、体も気心もみたされた。もうひとがんばりお仕事して、シャトルシェフで朝仕込んだ具沢山のお味噌汁かスープのランチにしようっと。

というふうに、私のホリスティック・グルメなおやつとごはん計画は、進んでいくのでした。

カナダ・バンクーバー在住の方への、一押しお勧めチーズ店:レザミ・ド・フロマージュ

チーズ好きには一押しのお店が、
Les amis du fromage (レザミ・ド・フロマージュ、仏語でチーズの友達たちという意味)。Google地図で探して。こんな感じででてくるから

HastingとKitsに2店舗あるローカル店で、Hastingのほうが大きくておすすめ。ここの売りは、なんといっても世界とカナダのチーズが、量り売りで少量多種買える!こと。

コロナ以前は味見もし放題だったけど、いまは控えめ。冷蔵庫の奥隅で50%オフやってるし、オリジナルブレンドのチーズフォンデュミックスや、詰め合わせセットとかも売ってる。ひとみさんという日本人の店員さんも運がよければいるから、日本語でお勧めとか教えて貰えるかも。

Whole   Foodsやグルメ食品店で、ちんまりとした高すぎるチーズを買ってるのが馬鹿らしくなります。ファーマーズマーケットも、チーズはどでかいから一人暮らしには買いにくい。大手チェーン店やお高い気取った金持ち向け店よりも、チーズを「友達たち」みたいに愛してて、その良さを広めたいという情熱を感じて、細やかな量り売りや説明もしてくれる、ローカルの中小規模のお店でお買い物しましょう。


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