見出し画像

バンクーバー島へプチバカンス、BC州民の夏休み解禁日?2020・7・18〜Farm To Table(仏語でオーベルジュ)の北米グルメ定着中

日本はコロナ第二波でコロナ患者が増え続け、日本政府は重病化しがちな60代以上の年金シニアを見殺しにしても、若い納税世代を助けるために経済を回す事に決めたらしい今日この頃。日本のみなさんは、コロナストレスお疲れ様です。

と、いきなりハードな事を書きましたが、日本政府を非難する気もありません。日本では100万人に8人という死亡率という医学大学筋からの最新データ等もみた。年金負担とお金を独占し過ぎてる老人たちをコロナ死亡危険にさらしてでも、若い世代の仕事を確保する。でないと失業者続出で納税も激減、日本経済と若い世代まで皆死ぬから、という政府の考えも分かるから。

そういう老人シニアを犠牲にするような政策は、公には言えない。だから私みたいな一個人がさらりと書いておきます。私はこの政策、コロナを死亡率低いインフルエンザの一種とみなして、以前の経済生活に戻すべくGoToキャンペーンも、あり。

だが、賛成か反対かと言えば反対。他に方法があるかもだから。(その案もあるけど、あまりに妄想だから書きません)日本政府がそう決めたらなら、彼らを選挙で選んだ日本人は従うしかないでしょう。私も日本にいたら、文句言いつつ、次の選挙では今の政治家を落とすような一票を投じる。で、自分ができることでコロナに備える。例えば、こんな日本は嫌だーって、海外ビジネス移住に動き出す、とかですね。

私が昨年カナダにビジネス移民したのは、日本が嫌いだったからではなく、色んな偶然に導かれたセレンディピティの流れです。でも今思えば、コロナの今、日本にいたら窮屈だったな、と思います。カナダは、国土が広くて自然もいっぱい、人口密度も低いし、他人にもあまり関心がない。だから、コロナ警察もコロナ患者の村八分も目につきにくいし、アメリカと違ってコロナ発生も抑えられている。コロナで国境閉鎖しても、国内の資源でなんとか生きていけそうな、人手が足りない若い国ですからね。

コロナの今も、ギスギスした感じが少なくて、夏休み解禁!という流れが来ています。

それを痛烈に感じたのが、昨日。2020年の7月18日の土曜日。ちょっと仕事の用事があって、旅はめんどくさいけどBC州内ならいいか。とバンクーバー市の郊外のバンクーバー島(市と島は別なのです、紛らわしいけど)に2泊3日で旅立ちました。

行き先の観光局や宿へ電話をしたり、知人に連絡して、
>出張客や観光客の受け入れ態勢とムードはどう?歓迎?それとも警戒されそう?
>コロナ対策はどうなっていますか?
など徹底的にリサーチ。なるべく宿を一か所、しかも部屋数の少ない、市の管理もしっかり受けてるカントリーインにして、移動も珍しくなるべくレンタカーにしました。これならコロナにうつる可能性もうつす可能性も低いな、と。

で、旅立って、出張先で知人にあったのです。その知人曰く、
>今日のこの街は、今までガラガラだったのに、一気に観光客の人が増えてる!とのこと。来る途中も、人口密度の低いカナダでは珍しい、道路渋滞がちょっとあった、くらいなのです。

つまり、夏休み、気温がぐんと上がって夏のピークらしい晴天と暑さになったこと、コロナが鎮静化してること、などが合わさって、

>海や山への泊まりがけ州内旅行、夏休みバカンスを、解禁してもいいかなと、BC州のローカル人たちが、思って動いたのが昨日の土曜日!

って、空気を感じています。私は元々ミーハーで世間の空気に流されやすい、流されたいタイプだから、自然と旅に出ちゃったんですね。

画像1

もちろんバスやフェリーで移動してたときは、ちょっとコロナの恐怖を感じました。知らないひとたち、しかもマスクしてないアジア系の学生団体が、ギャーギャー騒いでたり、Social  Distance守れない距離や、鈍感なひとたちも多いですから。

でも、レンタカーで自然の中の宿や、ちいさな街のカフェに落ち着き、知人と会って話をしている分には、自然の空気の良さや人気のなさに安心します。ちいさな街ですが、観光や食、フードビジネスで生計を立ててるひとたちも多いから、見知らぬVisitorでもビジネスライクに距離も保ちつつ、かつローカルへするようにフレンドリーに歓迎してくれる。親しき中にも礼儀あり、みたいな気持ちのSocial  Distanceも気持ちいい感じです。

画像2

画像3

画像4

いろいろ書き出すと旅行記になるので、写真をざっくりアップしておきますね。見るひとがみたらどこにいるかバレちゃいますが、別におっかけやストーカーががいるわけではないから、まあいいかということで。

とくに、半年ぶり?一年ぶり?にいただいた、農場レストランでの、鴨肉のブルーベリーソースかけが素晴らしかったです。肉力落ちてるから食べられるかな?と思ったら、半分持ち帰りもOKです。ってことだったのでオーダー。

画像5

お肉もお魚もオーガニックでローカルでよかったのですが、実はお肉よりも野菜の付け合わせが完璧!でした。味が野菜の味を最大限に引き出してる美味は当たり前。柔らかさとクリスピー(カリカリ感)という二つの相反する食感が、奇跡のバランス。

あとは、一流のお寿司屋さんの高級江戸前寿司のように、野菜のひとつひとつに細かい仕事がしてある。例えば、人参のグラッセ 風のヘタのところを残そうとしたら、そこまでカリカリに揚げてあって、超美味!カリフラワーも外側がローストフレーバーで、中は柔らかすぎないグラデーションの固さ、カレースパイスでカリフラワーの味を殺さない程度にほんのり味付けしてあって、、、と、野菜の専門シェフの私もびっくりの仕事ぶりでした。

これだけ、食べるひとの味覚、触覚を最大限に楽しませるよう、ローカルの食材を最大限活かせるよう、シェフが気を使ってくれてる。自分の技がすごいだろう!というエゴでうんざりする一流レストランに飽き飽きで見放してる私ですが、エゴのかけらも感じない農家レストランは、フランス語でいえばオーベルジュ。英語だと、Farm  To  Tableっていう、最近の健康志向グルメなひとたちの、トレンドなのです。フランスでは食べ歩いてたけど、やっと北米にも定着してるのか!と体験できて、ハッピーな旅の1日目となりました。

って、なんかビーガンシェフの、グルメ旅レポートになってるぞ?笑 では写真で夏休み気分をお裾分け。夏休みバカンスをかねた二日目の旅を、大自然の中で楽しんできます。みなさまも、よい週末をお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?