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自宅で淹れるコーヒーのすすめ

みなさんの生活の中でコーヒーという飲み物はどれくらい身近なものなのでしょうか。

私はほぼ毎日、朝自分で淹れたコーヒーを飲んでます。これが無いとやってられないとまでは思いませんが、目が覚めます。シャキッとします。

味も勿論なのですが、私は淹れる時間や、飲む時間、一緒に食べるものなんかも重要だなと思ってます。

お湯を沸かしている間にコーヒー豆を挽いて、ドリッパーをセット。お湯が沸いたらドリップポットに移して、丁寧に一杯ドリップ…。



ここまで読んで、コーヒーをゆっくり淹れる朝にちょっと憧れませんでしたか?

はじめましょう。コーヒーのある毎日を。


Step1 道具を揃える

まずはコーヒーを淹れるために必要な道具をそろえなければなりません。これが無いと始まりません。

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私が日頃使っているのがHARIOのV60ドリッパーです。私は来客がほぼ無いので1〜2名分で十分です。陶器や、ガラス製のものと、写真のようなプラスチックのものがあるのですが、私は割りそうなのでプラスチック派です。ドリッパーは調べれば沢山種類がある事は分かります。その中で私がHARIOを選んだ理由は「世界的にもメジャーな日本のメーカーだから」。コーヒーの発祥は外国ですが、その世界が日本の技術を認めているというのは誇らしいですよね。

次に、ドリッパーにセットするペーパーフィルターも用意しないといけません。

漂白された白いもの、茶色い無漂白のものとあります。値段が変わらないので気分で選んでます。大きく味を左右するものでは無いと思います。

コーヒーの豆をすくうスプーンも必要ですが、これに関してはドリッパーとセットで売られていたものを使用してます。


実はコーヒーは豆の量も重要で、コーヒースケールという専用のスケールがあるくらいです。コーヒースケールは、豆の量、抽出と蒸らしの時間、水の量を計るものなのですが、この三点がコーヒーを淹れる上で重要なポイントなのです。ただ、入門者がいきなりスケール買うのは敷居が高いので最初はスプーンで十分でしょう。


Step1.5 道具を揃える②

今ご紹介したものが最低限あれば淹れる事はできます。ただ、もう少しこだわるのであれば揃えたいアイテムがまだあります。

まずはミル。コーヒー豆を挽く道具です。コーヒー豆を買いに行くと挽いてもらうか、そのままか選ぶことができます。コーヒー豆は挽いた時点でどんどん風味が落ちていきます。美味しいコーヒーを飲むためには淹れる前に挽くのがベストです。

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めんどくさがりな私はラッセルホブスの電動ミルを使ってます。音がとてもうるさいのですが、取り外し可能なカップ部分と、デザインに惹かれて購入しました。

次にドリップポット。

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後述の淹れ方でも触れますが、ドリップコーヒーは口の細いドリップ専用のポットで淹れます。狙ったところにお湯を落とすという、非常に重要な役割を果たしてます。私はKalitaのを使ってます。頂き物です。ドリップポットに関してはKalita以外のを見たことが無いかもしれません。そのくらいメジャーなものだと思います。私の視野が激狭なのかもしれません。


ここまで読んで、「結構色々揃えなきゃいけないのかー」と思った方にオススメなのがフレンチプレスです。

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もしかしたら普段コーヒーを飲まない人からしたら見慣れないものかも知れません。ドリップと違い、これ1つと、豆だけで結構しっかりしたコーヒーを淹れることが出来ます。あと、ドリップほど味にブレが無いと思います。見た目もちょっとオシャレでインテリアとしてもお部屋のアクセントになると思います。

個人的にはコーヒー豆を捨てるのが面倒だなと思ったりもするのですが、フレンチプレス特有のオイル感がすごく好きで、新しい豆を買ったらまずフレンチプレスで飲んでます。


Step2 淹れ方を知る

道具だけ揃えても淹れ方が分からなければ淹れられません。きちんとしたやり方を覚えて、実践した方がとても美味しいコーヒーが出来上がります。これに関しては、現代社会に生きる私たちに欠かせないGoogleで調べれば一発で分かります。また、YouTubeで動画を見るとより分かりやすいと思います。即実践できます。

ネットではなくてきちんと教えてもらいたいという気持ちがあるのなら、チェーン店のカフェで開催されているコーヒー教室に行ってみてはいかがでしょう。

スターバックスのコーヒーセミナーには何度か参加したことがありますが、必要なものをすべて用意してくれるので手ぶらで行けます。

https://www.starbucks.co.jp/seminar/

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しかもフードもコーヒーも沢山楽しめるし、お土産も貰えるのです。私は今度、ドリッパーを作ってるHARIOのカフェで開催されているセミナーに行ってみたいと思ってます。


Step3 一緒に食べたいもの

コーヒーだけでもこだわって淹れた一杯は美味しく、特別なものですが、一緒に食べるものも考えるとより楽しいと思います。コーヒーの味によって、マッチする食べ物も変わってきます。どっしりとした深みのある味にはキャラメルや、甘さのしっかりしたブラウニー…軽めの酸味がある味にはサンドウィッチやトーストなどの軽食…他にも沢山あります。カフェやコーヒー豆屋さんでは、どんな食べ物に合うかをオススメしてくれる所もありますよ。

ちなみに私の一番オススメはドーナツです。どんなものにも合うし、おやつにも朝食にもなるので大好きです。


Step4 コーヒーとの時間を楽しむ

私にとって、カフェで楽しむコーヒーと家で楽しむコーヒーは別物だと思っています。

カフェはコーヒーだけではなく、一緒にいる人、フード、空間をまとめて楽しむためのものです。時には30分の打ち合わせのための場所代として一杯のコーヒーを注文します。ただの飲み物とまでは言いませんが、自分の置かれたシチュエーションによって価値や役割が左右されると思ってます。

自宅で淹れるコーヒーは、器具を選び、豆を選び、どのカップに入れるか、何と一緒に楽しむか、どんな風に淹れるか、を全てプロデュースして楽しむことができます。飲む為に淹れてますが、器具を選ぶところから私がコーヒーを楽しむ時間は始まってます。

コーヒーを日頃、飲む習慣がある人こそ、その毎日のひと時が特別な時間になるように一杯のコーヒーを淹れてみてはいかがでしょう。


でも体は正直で、カフェインが得意では無いのでまれに気持ち悪くなったりしてます。カフェインの取りすぎにはご注意を!笑

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