アメリカに本気で挑戦したいエンジニアの弟子を募集した話
自分の経験や知識を活かして、これからアメリカに挑戦したいエンジニアのサポートを始めた。
なにをしたのか
こらからアメリカに挑戦したいと考えているエンジニアのサポートをしたいと思ってTwitterで募集をしてみた。
思い付きで呟いたんだけど、僕のフォロワー数からは考えられないぐらいの反応を得た。
具体的なサポート内容はこちら。
できること
まずは、毎週1時間ほど時間を作ってサポートをします。
・定期的に技術的なレビューをすることができます
・技術的にわからないことを知っている範囲で解説することができます、知らない場合は一緒に調べます
・一緒にペアプログラミングして問題を解決することができます
・アメリカで働く人を紹介することができます
・一定のレベル以上だと判断した場合、知り合いのアメリカの会社に推薦することができます
しないこと
検索力や調査力の向上を望んでいるので、最初から答えは教えません。ヒントを与え続けます。
期待すること
・本気でアメリカを目指す志
・週一で小さくてもよいのでアウトプットをすること
約15人からDMをもらって、まずはZoomで話をした。
その中から今回は2名の方をサポートさせていただくことになった。
なぜしたのか
よくよく考えてみると自分の経験と知識が誰かの役に立つのではないかと思ったから。
もし僕が若い時に僕のようなエンジニアのサポートを受けることができていたら、もっと海外挑戦が早くなったと思う。
もっと言えば、アメリカで一緒に切磋琢磨する仲間を作りたかったから。
弟子が育った時に、お互いに刺激し合える、助け合える存在になって欲しいと思っている。
どのような基準で弟子を採用したのか
エンジニア力
技術力が云々の前に、自分が今後どうなりたいかを想像できてない方が多かった。
なのでサポートする以前に、まずはこれからエンジニアとして、5年後、10年後どうなっていたいのか考えることを勧めた。
なぜなら、将来スタートアップで働きたいのかGAFAMのような大企業で働きたいのかによって必要なスキルも準備することも違う。
また、エンジニアで一番必要な能力はやっぱり純粋にテクノロジーが好きなことだと思う。
プログラミングが大好きだったり、テクノロジーを使ったサービスが好きな人には好印象を得た。
英語力
英語を母国語としない日本人が永遠に付き合っていかないといけない問題。
最低でも面接を突破する英語力が必要。
エンジニアは技術さえあれば英語力は必要ないというのを耳にするけれど、それは大間違い。
ビジネスサイドの職種やデザイナに比べて相対的には低い英語力でも仕事はできる、ということが真実。
ビザ
僕の認識する範囲の内容で、間違っている可能性があるので、詳しくは移民弁護士に聞いていただきたい。
今のところエンジニアがアメリカで一番取得できる可能性が高いH-1Bビザを取得するためには、
サポートしてくれるアメリカの会社とその職種に合った学位が必要。
中には将来を見越して働きながら学位を取得することを予定している方もいて、よく調べているなと感心した。
日本は新卒文化があるので文系出身のエンジニアが少なくない気がする。
将来アメリカを目指す文系出身のエンジニアは早いうちに移民弁護士に相談することをお勧めする。
最終的に誰を弟子にしたのか
一人目はちょっとチートなんだけど、アメリカの永住権を既に持っていて、英語のレベルも高いという方。
あとは技術力を上げるだけという、かなり角度が高いのが決め手。
二人目はプログラミング大好きな方。実際に作りたいものがあって、
誰に言われるまでもなくモノを作れる、素晴らしいクリエイティビティの持ち主。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉もあるように、すぐにある程度のレベルに到達すると思っている。
さいごに
いったんは半年間やってみて、サポートが必要ないレベルまで達したと感じたら卒業。
うまくワークした場合、新しい方を募集してみようと思う。
単発の質問や相談はTwitter(@van_sf_engineer)で受け付けているので、いつでもDMをして欲しい。
さいごに、エンジニアの海外就職を応援する『バンクーバーのえんじに屋』というポッドキャストもやっているので、そちらもチェックして欲しい。
実際に海外で活躍するエンジニアの方のインタビュー、海外のライフスタイル、海外就職について話している。
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