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生物多様性と人間の多様性
コロナ禍で身の回りの自然に目が向き、実は身近な半径5mにこそ、生物多様性があることに気づいた。
多様性多様性
歩いて5分の公園に行き、周りを見渡すと。
アリ、チョウ、てんとう虫、スズメ、カラス、草木、石をひっくり返せば、ダンゴムシ。
ほらね、生物多様性は身の回りにたくさん存在するでしょう!
人の多様性
では、人の多様性はどうか?
職場で半径5mを見渡し見よう。
すると、さまざまな個性を持った人がいる。
やる気にみなぎった3年目君、定年間近のおじさん、9時から出社の元気おばちゃん、うとうとしているお兄さん...
ほらね、人の多様性も身の回りにたくさん存在するでしょう!
だけどちょっと違う
だけど、人の多様性と生物多様性はちょっと違う。
人の多様性は、半径5mを見渡しても職場や学校など、比較的近しい感覚を持ったコミュニティの中を見渡していることがほとんど。
でも、生物多様性はそもそも種が全く違う。
でもね同じ半径5mで共存しているわけです。
相手を気にするでもなく、比べるでもなくそれぞれが半径5mのなかで必死に生きている。
この感覚からしたら、人の多様性なんてないに等しいと思いませんか?
本当は人も生物多様性の中の一員です。子どもたちはその感覚で生まれてきています。
だから、生物多様性を身近に感じで大きくなれば、人の多様性はきっとステキなものになるのではないかと。
子育てをしながらそう考えてています。
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