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【YouTubeの豊かな使い方】〜まぐれでバズってメジャーデビュー的な方向性〜(Googleの奴隷にならない方法)

リビングでパソコンに向かっていて、小学生の子どもは隣でYouTubeを見ている。それをチラチラっと一緒に見ながら仕事をしていてふと思ったことがある。

一応わたしもアウトドアYouTubeチャンネル(ばもろぐフィールドチャンネル)を運営しているのだが、うちの子が見ている、若者5人グループのチャンネル登録10万人規模のチャンネルとは比べ物にならないくらい底辺を行っている。がしかし、内容としてはどちらが底辺なのだろうか。と、ふと考えてしまった。

自分のチャンネルを確認すると2020年の3月に始めたようだ。アップしてある動画は880本、チャンネル登録者は2000人。ご存知の通り、一定のラインを超えているので収益化しているが、iPhoneを分割払いで支払えるくらいの収益しかないので、若者5人、チャンネル登録10万人のYouTuberのような収益はない。

ばもろぐフィールドチャンネル

YouTubeを始めた当初はもちろん「ウゥへヘェ〜好きなことしてお金稼げて生活できたら最高じゃん」という、真っ当な動機がなかったかというと嘘になる。がしかし、その欲望もチャンネル登録が1000人に達し、収益化の基準に達した頃になるとこれに気づいた。思っていたよりもはるかに消耗する。

YouTubeで生活しようとすると、とてつもなく消耗するポイントは「稼ぐ」ではなくて「生活する」と考えてやるかどうかだ。生活を考えると、今すぐ、しかも毎月安定して収益を得る必要がある。これをYouTubeでやろうとすると、とてつもなく消耗する。マス受けする内容で、楽しそうに動画を撮り、編集してアップし続けなければならない。

問題はここからで、それを見ている例えばうちの子が、YouTuberの撮影裏舞台を考えず「いいな〜楽しくアスレチックして動画撮ってお金稼げるなんて〜」と思ってしまうところだ。 私は底辺ながらYouTuberなので『あの子たち頑張ってるな〜アスレチックなんてしたくないだろうに、、、でも人気YouTubeチャンネルがやってるから真似して、動画回して稼がなきゃいけないんだな〜』この若さであの消耗路線はこの先どうするんだろう。。。と心配にすらなってしまう。

ちなみにうちの子は、わたしがYouTubeを撮って編集しているところを見ているので「YouTubeでなんか簡単にお金は稼げない、毎日会社に通う方がよほど・・・と思っている」

わたしの場合、そもそもセンスがなかったのでマス受けしそうな動画は作れず…ある意味それが良かった節がある。マス受けしないけれど、ピンスポットで喜んでくれたり応援してくれる人がじわじわと集まってくる。その積み重ねが、チャンネル登録2000人、YouTubeメンバーシップも運営し、撮影に使うスマホ購入代くらいは出せるようになった。

自分のYouTubeチャンネルにアップしてる内容は、アウトドアに対しての持論の1人語りと、家族でキャンプに行ったファミリー動画。子どもたちと一昨年は夏にどこに行ったんだっけ?と思った時、自分で自分のYouTubeを見るとわかる。しかも子どもたちがあんなに小さかったねーなんてことも感じたりする。 これこそが、YouTubeの有益な使い方なのではないかと思う。この使い方をしていたら、まぐれでバズってメジャーデビュー的な方向性が、グーグルの奴隷にならずYouTuberとして人生を楽しむ方法なのだと確信している。

ということで、水曜のカンパネラのエジソンをどうぞ。

まぐれて、バズって、メジャーデビュ〜

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