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ザリガニ釣りを2022年にやるとは思わなかった

40代以上の方は誰しもザリガニ釣りをしたことがあると思う。しかしこの2022年にザリガニ釣りをしたことがあるこどもは何人かいるのだろう。

しかも東京で。

たまにこどもたちと自転車で少し離れた公園に行く。今回は池のある公園をGoogleで見つけたから行くことにした。

すると、そこで見た光景はとても2022年の東京とは思えないものだった。

空き地でラジコンをやっている人。ベンチでおしゃべりをするおばさん、若者がたむろしていたり。

そして、浮き釣りをするとともに、ザリガニ釣りをする親子がいた。

ザリガニ釣りをする光景は何十年ぶりだろう。近くに駄菓子屋もあるのか??と探したが流石にそれはなかった。

そんなザリガニ釣りの光景を見た小学生の長女は「やってみたい!」とザリガニ釣りを見つめている。

じゃあ帰ってイカとかタコ糸とか買って、また明日こようと約束。100円ショップに行きそれをゲットした。一つ悩んだのが竿、最近の公園は長めの枝は落ちていない。100円ショップでいいものがないかなぁ、と物色するとペットコーナの猫じゃらしが目についた。

これだ!

100円ショップで買ったネコじゃらし

2個で100円、ちょうどいい。このもはもはをとったら糸が縛れるようになっている。

次の朝、7時に起きて8時には公園到着。もうすでに、釣りをする人、ザリガニ釣りをする人がちらほら。昨日連れていた場所に陣取り釣りスタート。

ザリガニ釣りの仕掛け

スルメイカの下に石をたらして、ルアー釣りで言うところのネコリグ完成。

さー釣り開始!

ザリガニがどんなところに身を潜んでいるかこどもたちと話し合いながら糸を垂らす。

すると!!

ネコじゃらし竿がピクピクッ!!しなやかなカーボンロッドのようにたありをでに伝えてくれる!

水面に出るとハサミを離してしまう。

そんなこんなを何度か繰り返すうちに1日ゲット!

まず最初にコツをつかんだお姉ちゃん

息子は意外に興味を示さなかったが数匹つるうちに「僕もやる!」と竿を手に取って任せてみた。

すると!

1人で吊り上げて大満足

ということで、2022年のこどもたちが、ザリガニ釣りという古典的な遊びを堪能したステキな1日になった。

こうして人間以外の生き物が主体の遊びをすることは、今の時代とても貴重な体験だと感じる。

ザリガニ5匹釣れました。

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