収入って株価のようなもの?
皆さん、現在の自分の収入を想像してみてください。収入に対して、どんなイメージがありますか?
「自分が頑張った成果だ!」と考える人も居れば、一方で「自分の頑張りが評価されていない…」と考える人もいるでしょう。
でも、現在の収入って自分の価値をそのまま反映しているわけではありません。なぜなら、自分の持つ価値以上に収入があるときもあれば、収入が無いときもあるからです。
そもそも自分の持つ価値って、どうやって表すものなのでしょう。客観的に“これくらい”って数値化できるようなものではありませんよね。 だから僕は、現在の自分の収入というのは「会社の株価」のようなものだと思っています。
皆さんもご存知の通り、株価は常にその時点での会社の価値を正確に示しているわけではありませんから、高くなったり安くなったりします。それでも長期的にみれば、 株価はその会社の価値を示す良い指標となっています。
会社の経営でもそうですが、短期的な株価上昇を期待して経営判断するのではなく、長期的に会社が成長・発展する方向に経営資源を向けるべきだと僕は考えます。それは個人においても全く同じです。
僕自身、今年の2月から始めたTwitterではたくさんの方と交流させてもらっています。リプライやDM(ダイレクトメッセージ)でお金に関する相談をしにきてくれるフォロワーさんもいるのですが、お金に目先のお金にどうしても固執してしまう人が多いです。
でも僕も20代前半までそうでしたので、気持ちはよく分かります。大きな責任を全うし、自分を成長させることよりも“高収入・好待遇”の仕事を見つけることばかり考えてしまうのです。
今の自分の収入は株価のようなものであるとするならば、どうやって株価を上げていけばいいのでしょう?それは、目先の株の売買で儲けようとするよりも、会社を立ち上げて大きくし、株式公開をする。その方が目先の売買よりも、よっぽど大きな信用や収入を手に入れることができます。そして信頼があればまた次に繋がり、継続した取引ができるようになりますよね。これこそ、会社が続いていくために欠かせないことなのです。
つまり、自分の収入を上げたいのであれば「目先のお金に集中するよりも、長期的な自分の価値を高めるための自己投資を優先すべき」ということです。それを続けることができたら、5年後、10年後に周囲と大きな差がつくことでしょう。
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