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「信じていたのに裏切られた!」とか「いい人だと思っていたのに騙された…」なんて話、よく聞きます。
でも個人的には、あまりそういった経験したことがありません。これは、僕が人を見る目があるということではなくて、むしろ見る目は無い方だと自分で思っています。

最初から人を騙す目的で嘘をつく人は「詐欺師」です。詐欺は犯罪ですが、詐欺まではいかなくても、結果的に人を裏切ったり騙したりすることは、日常的によくあることです。
もちろん、逆の立場になることもまた同じく。

僕がそういった場面に出くわしたとき、「裏切られた」とか「騙された」とは思わないんですよね。いや、正確には思うのですが、それほど相手を恨まない、というニュアンスの方が近いのかもしれません。
だって、人の気持ちは変わるものだし、いつでも自分の思うような結果になるとは限らないから。
人は変わり、環境も変わる。だから人の話や態度だって、変わっていくもの。
そう思えば騙されたのではなく、 状況が変わっただけと考えることができるでしょう。

僕の中では騙されたことを恨むよりも、人や状況が変わった時の対処法というか、リスクヘッジをしていなかったこと自体が問題だと考えます。
結局のところ、人任せにしているから騙されるし、裏切られるのです。
自分の人生を自分主導で生きているなら、そうそう人に人生を振り回されたりしないものです。 結局のところ、信じるということは自ら考えることをやめ、人に面倒なことを丸投げするということ。人を利用して楽をしようとしたのだから、その報いが自分に返ってきただけだと考えれば、相手を恨むのはお門違いだと分かるでしょう。

まあ、そうは言っても僕も人の子。時には強い憤りを感じることもありますけどね。

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