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「給与を下げやすくなる」って本当ですか?

給料が「上がらない」のは分かるけど、「今よりも下がる」って、そんなこと許されるのですか?

おそらく「ジョブ型」企業になると、こんなことも起きるのかと心配になった方も多いことでしょう。

それに対する答えはまたしても「NO but YES!」、つまり「下がることは基本ないけど、時にはあるよ」という、またしても玉虫色な答えとなりますが、それは次のような理由からなのです。

まず「下がらないよ(ノー)」とした理由ですが、そもそも「ジョブ型」雇用制度は、当然ながら「日本の法律の下での運用」となります。
そこで参考になるのは、当たり前ですが「日本における判例が参考となる」わけです。つまりいざ「労使紛争」となった時に、「どう裁判所は判断するだろうか」を考えるのが、私たち実務家にとって気になる点です。

その意味で、私はまず「出来るか、出来ないのか」と尋ねてきたマネージャーに対して、「原則できませんよ」と答えていました。

私の口からそんな「ノー」を聞いた相手、とりわけ海外のマネージャーの多くは、電話越しに「どうしてできない」、「お前にはとてもガッカリしている」と筋違いな文句を言ってくるのが常でした。

まあ、それを聞いて一々怯んでいては、グローバル人事のプロとしての私の仕事は務まりません。すかさず私は、次のようなアドバイスを相手とシェアいたします……(つづきは本書で)。

定年いたしません! (光文社新書) 新書 – www.amazon.co.jp/dp/4334103987 30代、40代のサラリーパーソンが今後否応なく直面する「ジョブ型」雇用において、 考えておきたい「ジョブ型定年」と前後のライフプランを余すところなく解説した一冊がいよいよ本日(20日)より書店でも発売されます(一部大手書店ではすでに並んでいます)。よろしくお願いします!

なおご予約はこちら↓から。

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