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「数学者たちの黒板」に出会った。

この夏の「本に出会った」シリーズの最終回はこの本、「数学者たちの黒板]
(ジェシカ・ワイン著, 編集, 写真、 徳田 功翻訳・草思社刊)
でひとまず最終回となります(まだまだ暑いとはいえもう夏も終わりですからね)。

ちなみにそれは一体どんな黒板なのかというと、こんな感じ↓だそうで、

「緑板」ではなくて本当「クロ(黒)板」なんだ、なんてどうでもいいとこに着目するのがボクの悪いクセですが、さっさといかにも急いで消して書き始めた感があるこの黒板、しかも数IIIはもちろんのことすでに中学で脱落(正確に本人の名誉のために付け加えるなら意図的に学ぶのをやめた、と言っても脱落と同義語なのは認めざるをえない事実、ごめんなさい)した私にとって、憧れと後悔が入り混じったトラウマの象徴の「黒板」。

「今日の日直」もしくは「相合い傘」ぐらいしか縁のなかったボクにとって永遠に取り返しのつかない後悔の象徴の「黒板」。おじいちゃん(物理)、おとうさん(数学)ごめんね、ボク今でもやっぱりみなさんのように理系ではなかったみたいです、すみません!

そんなボクの気持ち、あなたならきっと分かってもらえるはず。
期待された道に進めなかった、出来の悪い子供の気持ちが(今ならきっと不登校だったと思う)。ということで明日からは心機一転、新シリーズでまいります。
乞うご期待!

◎ベストセラー『「クビ!」論。』で 1000人以上をクビにした経験を綴った著者。 その後、自らも幾度もの「クビ!」と転職を経験し、ついに定年に…… そして66歳、たどりついた境地とは!? 理想とはほど遠い年金支給額。人は定年を迎えた日から無価値になるのか!? 冷酷な現実を前に達した結論が、 「いっそ定年なんかしなければいいのだ。この先ずっと価値を提供し、 対価をもらい続ければいい、それも高く。でもどうしたら?」。 30代、40代のサラリーパーソンが 今後否応なく直面する「ジョブ型」雇用において、 考えておきたい「ジョブ型定年」と前後のライフプラン。 それまでに直面するであろう転職や給与、そして「クビ!」まで、 人事のプロである著者が余すところなく解説。 「ジョブ型」キャリアを「○金(まるきん)」で終わらせるための一冊です。ぜひお近くの書店でお手に取ってご覧ください。


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