「数学者たちの黒板」に出会った。
この夏の「本に出会った」シリーズの最終回はこの本、「数学者たちの黒板]
(ジェシカ・ワイン著, 編集, 写真、 徳田 功翻訳・草思社刊)でひとまず最終回となります(まだまだ暑いとはいえもう夏も終わりですからね)。
ちなみにそれは一体どんな黒板なのかというと、こんな感じ↓だそうで、
「緑板」ではなくて本当「クロ(黒)板」なんだ、なんてどうでもいいとこに着目するのがボクの悪いクセですが、さっさといかにも急いで消して書き始めた感があるこの黒板、しかも数IIIはもちろんのことすでに中学で脱落(正確に本人の名誉のために付け加えるなら意図的に学ぶのをやめた、と言っても脱落と同義語なのは認めざるをえない事実、ごめんなさい)した私にとって、憧れと後悔が入り混じったトラウマの象徴の「黒板」。
「今日の日直」もしくは「相合い傘」ぐらいしか縁のなかったボクにとって永遠に取り返しのつかない後悔の象徴の「黒板」。おじいちゃん(物理)、おとうさん(数学)ごめんね、ボク今でもやっぱりみなさんのように理系ではなかったみたいです、すみません!
そんなボクの気持ち、あなたならきっと分かってもらえるはず。
期待された道に進めなかった、出来の悪い子供の気持ちが(今ならきっと不登校だったと思う)。ということで明日からは心機一転、新シリーズでまいります。
乞うご期待!