世界最大のベーシックインカムの実験結果は。
日本を含めた先進国でも、社会保障のあり方として生活保護や保険より、ベーシックインカムを導入するべきか議論が盛んです。上のリンクの記事では、非営利団体が、2016年からケニアで行っている数万人規模のベーシックインカムの実験についてまとめています。
この実験が行われた村では、毎月約2000円を12年間配る実験が現在も進行中で、毎月受け取るグループや、一括で受け取るグループなど、様々な実験が行われています。ベーシックインカムを導入すると、労働意欲を削ぐのではないかという懸念がありますが、今回の実験ではそうした傾向は見られず、事業を立ち上げたり、子供の教育に投資したりと、生産的な行動が確認されています。
日本経済も、貧富の格差は拡大が続きそうですし、リスクを取ることを許容する社会を目指す(チャレンジしやすい環境を整備する)ためには、ベーシックインカムについても検討が必要です。
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