Johnny Hirohashi
未経験でもFAS・コンサル・投資銀行の書類選考を75%通過した職務経歴書の書き方
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未経験でもFAS・コンサル・投資銀行の書類選考を75%通過した職務経歴書の書き方

Johnny Hirohashi

転職活動において、未経験職種への応募は常に難しいもの。

「未経験者歓迎!」と書いてあったとしても、人気職種であれば、応募が殺到し、書類選考で門前払いを食らうこともよくあります。そうなると、面接へ進んで自らをアピールする場にすら登壇できません。

せめて、書類選考を通過しやすくする方法はないだろうか、と思いませんか?

自身の転職経験と採用側に回った今


僕はこれまで、M&Aアドバイザリー、ベンチャーのCFOやIPOなど、様々な職種を経験して来ました。
しかし、その道は必ずしも平坦ではありませんでした。M&Aアドバイザリーへの転職は、完全に未経験職種への転職であり、USCPA取得後ではあったものの、今思い返しても大変難しい転職活動でした。

当初、転職を決意し、いくつかのエージェント経由で書類を4社ほどに出した所、見事に1社もかすらずに書類落ちしました。全て、未経験の職種です。


さすがに、これはまずい。


そこで、一度立ち止まり、数ヶ月間、考えたり、各所からヒアリングしたりして職務経歴書をゼロから書き直しました。

その甲斐あり、改良した職務経歴書で、未経験ながら、FASやコンサル、外資系投資銀行の書類選考で75%くらいは通過出来るようになりました。

その後、様々な職種を経験し、現在では時折採用する側として書類を見たり面接をしたりする立場となっています。

そんな僕のキャリアの第一難関の突破口となった職務経歴書の書き方を、記事にします。

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未経験者が陥る、職務経歴書の罠


書類選考で通らない理由は、ざっくり大きく分けると、以下の2つが考えられます。

1. あなたの経歴が、会社が欲しい人物像と合わない。
2. あなたの経歴が、会社が欲しい人物像と合わないように、職務経歴書上、見える

結果は一緒です。すなわち、書類選考で不合格。
でもこれ、似ているようで、大きく違います。

1は、そもそも合わないので、どうにもなりません。どんなに煌びやかな書類を作っても、落ちるでしょう。

2は、あなたの書類作成スキルが低いために、会社の欲しい人物像と合っている可能性があったとしても、担当者がそれを読み取れずに不幸にも不合格となっているということです。


つまり、職務経歴書をしっかり工夫を凝らして書いて、「書類落ちしてしまったら、1の理由だから仕方がないな」、と思えるくらい、会社の欲しい人物像に当てはまりそうな職務経歴書で勝負をしなくてはいけないのです。

上記を意識せずに職務経歴書を普通に書くと、「現在の職種で求める人材像」の職務経歴書になりがちです。同業へ経験者採用として転職活動をしているのであれば構いませんが、未経験職種に応募する場合には、ほぼ確実に書類選考で不合格になります。

この点、人気職種であるFASやコンサルは絶対です。

職務経歴書は、基本的に職種ごとにオーダーメイド

職務経歴書の目的は、「あなたの経験を全て列挙すること」ではありません。
採用担当者に、「この人はハマるかも!」と思ってもらえる経歴を見せることです。

それはつまり、
募集職種によって求める人材像が異なるように、あなたの職務経歴書も応募する会社や職種によって、書き方を変える必要があると言うことを意味します。

「え、転職ってそんなに面倒なの?」と思いましたよね。
はい、わかります。大変な作業です。

ですが、あなたの生活の多くの時間を費やす仕事選びです。大事な一生を左右する仕事選びです。そのくらいはパワーを注いで下さい。

なお、「職種によって書き方を変える」と書きましたが、あくまで「自分の過去の職務経験の内、職務経歴書でフォーカスする経歴を選ぶ」と言う意味です。決して、過去を捏造することではない点に留意して下さい。

<ご参考> 書類選考の結果

ご参考までに、本記事で紹介する職務経歴書の書き方で僕自身が書類選考に通過・落選した企業を記載します。

なお、時間がかなり経過していることもあり、一部社名が変更になった会社などについては、2020年10月時点のものに合わせてあります。


○…書類選考通過、  ×…書類選考で不合格

FAS:
○ KPMG FAS (リストラクチャリング)
○ デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー (M&A Transaction)
○ EY Strategy & Consulting (M&A Transaction、PMI)
○ PwCアドバイザリー (バリュエーション)

コンサル:
○ アクセンチュア (CDTS)
○ アクセンチュア (BPOコンサル)
○ デロイト トーマツ コンサルティング (Pre M&A)
○ Abeamコンサルティング
× KPMGマネジメントコンサルティング

投資銀行:
× ドイチェ・バンク - 投資銀行部門(IBD)
○ UBS (クレジットアナリスト)

その他独立系:
× GCA FAS

さて、本記事では、以下を紹介しています。

・職務経歴書の各項目の書き方のポイント
・書く際の注意事項
・主にFASやコンサルでハマりやすい内容のリストアップ
・項目別にイメージが付きやすい、書き方のサンプル

上記に記載した、僕自身の書類選考通過の実際のタイミングからは、やや時間が経っていますが、基本的なエッセンスは同じです。僕自身の実際の経験を踏まえ、職務経歴書の通過率UPを目指す書き方を記事にしています。


なお、本記事は、書類選考の通過を保証するものではありません。また、登場する経歴サンプルは、実例を元に作成されたフィクションであり、特定の人物を指すものではありません。また、個人の経歴、企業のその時々の業績や採用基準、採用ポジションで状況が異なります。
記載の企業から不合格になっても責任は負いかねますので、ご了承下さい。
以上をご理解の上で、ご利用下さい。


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筆者を含めた、FAS出身者の実際の情報を基に作成しているので、リアリティがあります。

Big 4 (Deloitte, KPMG, PwC, EY) の FAS (Financial Advisory Services) へ…

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Johnny Hirohashi
M&Aアドバイザー、ベンチャーCFOを経て、現在は経営コンサルティング会社代表(独立)。 USCPA取得後の高収入キャリアについて語っています。