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年少の息子に習い事をさせた話:前編

年少さんになった息子に習い事をさせた話を書こうと思ったのですが、思いの外長くなってしまいそうなので、前編、後編の2部作としました。

東京では、非常事態宣言が出され、年少になった息子は、保育園のない土日を持て余すようになっていました。そして、私もパワーも知能も発達してきた息子の相手が、正直ちょっと辛くなってきた。

コロナになる前は、一緒にお出かけをして気分転換しながら、新しい体験をする。って感じでしたが、どうも「非常事態宣言中」は、気軽に外出するには気が引ける。でも、出かける理由が欲しい。なんていう理由をつけて、息子の習い事探しを開始しました。

まずは、音楽。息子は音楽が好きなようで、耳も良い。(親バカ)音も外さずに、歌を歌ってくれるので「ヤマハ音楽教室」とかを検索。しかし、すでに人数オーバーで体験すらできなかった・・・(残念)そういえば、会社の先輩も、スイミングスクールに入れるのに、結構早くから、申し込まないといけないのよ。って話を聞いた気がする・・・恐るべし、東京。

次は、体操。家では、活発に動き回り、なぜか懸垂もどきの「なんちゃってトレーニング」を自主的にしており、腹筋が結構発達しています。近くにお寺の体操クラブがあることを知っていたので、ちょっと検索。そうしたら、新しい体操教室ができているではないですか?ということで、この体操教室の比較。YouTubeでちょっと雰囲気もわかる感じで、まずは体験を申し込み。ゴールデンウィーク中の一大イベントとして、行きました。

体験といっても、まさかの1回完全に無料で参加するというもの。50分。私も体操教室に通ったことがないので、どんな感じかわからなかったのですが。まずは、準備運動。年少の息子、準備運動中に、寝転がり、目を閉じ始めた・・・・

しまった。これは、1歳児クラスの運動会の時と一緒。「嫌なのを全身で体現している」状況。やはり、習い事は、親の幻想や期待の押し付けなのか?と半分不安になりながらも、付き添います。

準備体操の後、前転、後転、と「え?この歳でやらせるの?」ということを、クラスの子供が順番にやっていく。息子の名前も呼ばれました。息子、意外にすんなり、先生の方へ歩いていく。(保育園で慣らされているせいか?)普通に、前転、後天も補助してもらってできていました。跳び箱、鉄棒(逆上がり)と結構なプログラムをこなし、50分が終了。他の子も、年少さんクラスということで、ちゃんと待てない子も多く、初めてで慣れていない息子も、全然浮かずに参加できたのも、良かったかも。

そして、息子が気にいったのは「跳び箱」最近、YouTubeで見始めた「ドライブヘッダー」というアニメで、ドライブヘッダーというロボットに乗り込む際に、「跳び箱」経由でコクピットに行くので、本物をみつけると、必死で中をのぞいていました(笑)あとは、大きなマット。ふわふわしていて、全身全霊でぶつかっても、痛くないし、跳ね返ってくるのが楽しかったらしく、バンバン体当たりしていました。

体験も終わり、先生とお話ししました。やはり、年少クラスの基本的な目的は、技術的なものより「きちんと待てるようになること。返事ができるようになること。集中して人の話を聞けるようになること」だそうです。私もそれには、同意です。まずは、体操ということを通して、安全に物事を進めれるようになって欲しいな。と。そして希望は、土日のどちらかで「隔週」でとお伝えしました。そうしたところ「今、キャンセル待ちもいくつかある中になりますが、それでも申し込みますか?」と言われ「が〜ん」。東京あるある・・・。しかし、息子も楽しかったようなので「空きが出たらご連絡をお願いします」ということで終了しました。

終わってから息子に聞くと「楽しかった〜」と。それは、よかった。保育園の参観で少しの時間、息子の様子を見ることはできても、こうやって1時間近く、息子の様子や成長を見ることってできないよなぁ。きっと、習い事の醍醐味はここなんだろうと思いました。(後編に続く)

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