親子におすすめ動画:おさるのジョージ

以前の動画の記事でも少し触れましたが「おさるのジョージ」は、子供に見せるだけでなく「見守り子育て」を実践している黄色い帽子のおじさんを見ることで「子育てってこうだよな〜」と思わせてくれるので、もし、どんな動画を見せるのがいいか分からない。というのであれば、おさるのジョージはオススメです。

おさるのジョージとは1941年に刊行された絵本「Curious George」(邦題:「ひとまねこざる」)のキャラクターを元に、テレビシリーズが作られています。私の家にも「ひとまねこざる」の絵本がありますが、テレビシリーズのお話は、オリジナルのものが多いです。

私も、子供が産まれる前は「おさるのジョージ」というキャラクター、可愛いな。程度にしか認識していませんでしたが、夫のすすめ(子育て経験豊富)で少し見せてみることにしました。

これが意外に面白い。好奇心旺盛なおさるのジョージが、興味や挑戦をしてみた結果、色々な騒動が起こってしまう。という流れなのですが、ストーリーの展開が、結構ヒヤヒヤ、ワクワク。大人もハマります。そして、なによりほとんどの人がおだやかで、ジョージに協力的でやさしいので、日本の社会もこうであったら良いのに。と思います。

黄色い帽子のおじさんは、モンテッソーリの実践者?

特に、おさるのジョージの黄色い帽子のおじさんは「なぜ、ジョージがそんなことをしたのか?」を考え、そして、丁寧に説明します。完全に、モンテソーリ教育の見守る子育て、必要なときのサポートを行うの実践者です。子供に対する姿勢は、本当に学びが多いです。絶対に頭ごなしに怒ったりはしません。やってしまったことに対して、最終的には建設的な対応をします。見習わなければ、と思うことがありますが、黄色い帽子のおじさんも楽しんでやっているようなので、その自然体に子育てをするというのを学べます。

男女平等の意識が育つ?

他のおさるのジョージファンの方のサイトにも書いてあったのですが、大人の職業が男女平等で描かれている。というところもポイント。

黄色い帽子のおじさんは、博物館で働いており(どうもパートタイム)、絶滅危惧種の本を執筆したり、している。そのお友達(恋人候補?)のワイズマン博士は、科学博物館の館長をしている女性。黄色い帽子のおじさんの別荘地でお世話になっている農家のレンキンス夫妻も、どちらかというと、奥さんの方が機械いじりが得意だったり、男女の固定概念にとらわれることがない設定であるのも、オススメめポイントです。息子には、男女差による固定概念はあまり持ってほしくないので、このアニメをみて、男女、普通に平等。高学歴の女性が仕事で活躍していたり、黄色い帽子のおじさんの家事する姿も、たまに、ジョージだって、お皿洗いやお掃除もする。これが当たり前って思ってくれたらいいな〜という期待もこめて見せています。

ジョージは理系?

なによりストーリーが面白い。そして、ジョージの考え方は理系なので、ロジックを組んで考えて、実験していきます。仮説→実験。の繰り返し。この下の「うきうきボート」のお話でもそうですが、素材の重たさについて、色々と考えています。のそのせいか、うちの息子も、よく仮説をたてているような行動をします。Netflixで、科学の分野にでてきて「なぜ?」と思いましたが、確かに論理立てて進めているので、科学の分野にはいるかもしれないですね。

黄色い帽子のおじさんとワイズマン博士の関係が気になる・・・

たまに、夫との話題になるのですが、ワイズマン博士と黄色い帽子のおじさんの距離感が「友達以上恋人未満」みたいなところが複数のストーリーで見受けられるので、ちょっと見ている方がドキドキします(笑)ワイズマン博士がストレスが溜まっているので、黄色い帽子のおじさんは、そこから解放してあげようと一生懸命頑張ったり、一緒に旅行にいったり、ジョージを預けたり。息子の興味が、シリーズ後半にいかないので、まだ見れていないのですが、これは大人のおさるのジョージの楽しみ方かもしれません。


長々と書いてしまいましたが「おさるのジョージ」は、色々なことを学べるし、人間関係も良好で、みんなに優しい社会が実現している世界です。こういうイメージを小さい頃から見せて行くのは、とても良い影響がでるのではないかと思いますし、挑戦して行くことを応援する教育方針のおうちにはかなりオススメです。そして親の対応も参考になるので、気晴らしにみてみると良いかもしれないです。youtube、amazon prime, Netflixでみれます。

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