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プロシーンのBreeze攻略④:Bサイト編

今回はブリーズについて、Bのエリア取り、具体的なエントリープランなど、やや曖昧になってしまった②では説明できなかった部分を詳細に書いていく。

①→プロシーンのBreeze攻略①:ブリーズの現状
②→プロシーンのBreeze攻略②:ブリーズの基本プラン
③→プロシーンのBreeze攻略③:Aサイト編

1.Bメインの攻防

攻撃側

前の記事で書いたように、ブリーズの攻撃側はまず詰め待ちをすることが多い。B攻撃をスムーズに行うため、サイファーの果たす役割は大きい。

Bメイン奥はケアの必要あり

開幕と同時にサイバーケージ(Q)を展開し、トラップワイヤー(C)とスパイカメラ(E)でpushに対応できる形を作る。ケージは少々やりすぎの感もあるが、Bメインからの2人pushは防衛側の有力な手段だ。

サイファーがいないケースで詰め待ちをする場合、大体ヴァイパーがウインドウ横でADADをしている。少しリスクはあるのだが、pushしてきた場合は大体複数人なので、味方にAへ行くよう伝えれば何とかなりはする。

防衛側

Bはサイファー守りが多いためpushの必要は基本ないのだが、一つのプランとして持っておく必要はあるだろう。

先述したサイファー狙いのpushに加え、Bメインとウインドウの両方を警戒するプラン(DDからKAY/Oのゼロ/ポイント(E)をもらうと〇)、エルボーからカメラを破壊しに行くプランもある。オペレーターを出せているとより効果的だろう。

また、2カーテン構成ならばカスケード(C)を使用して前目という選択肢もある。

2.Bサイトの攻防

攻撃側

まずはエントリー阻止用のワイヤーが壊せなければ何も始まらない。スネークバイト(C)で破壊する選択肢もあるようだが、ショックダーツ(Q)の定点をいくつか載せる。

そのうえで、"いかにバックの敵を無力化するか"が一つのポイントとなる。

通常のBサイトにおいて、防衛側は左右に1人ずつ置くことが多い。これを分断し、確実にバック側の敵を仕留めるのが狙いになる。

ところが、リワークによってバック側の耐久力は上がっている。ワイヤーに引っかからないよう注意しながら、毒素が切れないうちに倒しに行かなければならない。

基本はテイルウインド(E)+クラウドバースト(C)の(時にアップドラフト(Q)も混ぜつつ)エントリーを行い、サイト奥にリコン、中にドローンを回しつつKAY/Oのフラッシュを入れる形となる。

これに加え、バックの敵を封じ込めるゼロ/ポイント、位置を限定させるスネークバイトが使えれば理想だ。

なおここ最近ヨルが増えているのは、Bサイトをこじ開けるのに優れているからだ。TPでサイト中に入ればワイヤーを無効化したのと同義で、ultを使ってのエントリーは超強力。PRXはf0rsakeNにオーブをひたすら回し続ける作戦を採っていた。フラッシュが強力かつ使い勝手が良いのも大きく、相手のViperultを無力化できるのも便利だ。

またバック側に防衛側が人を置きがちなため、ソーヴァultがあれば撃ち込んでみると結構キルを取ることができる。

続いてエルボーを経由するケースを見てみたい。

こちらはBメインのみ使用のケースと異なり、バックではなくトンネル側の相手を最優先で倒しに行く。その後、メイン側に残っているソーヴァがドローンを回し、バック側を確認する手はずとなっている。ややフィジカル依存になるだろうか。

難易度は高いが、その分サイファーの影響を受けず、プラント成功後のエリアが広い。ソーヴァがいない構成はmidを使用したエントリーを練習する必要がある。

なおmidを使おうが使うまいが、解除阻止の定点を覚える必要はあるだろう。これについては長くなるので⑤にて紹介する。

防衛側

防衛側の中心はやはりサイファーである。カメラでメインとトンネルの両方をチェックでき、強化されたワイヤーは非常に強い。

カメラ位置若干ずらされると面倒

エントリーを防ぐためのワイヤーはほとんど壊されるため貼らなくていい気もしている。その他の定点については⑤で触れられればと思う。

ただ一つ注意したいのが、Aにサイファーを置く布陣は絶対に用意したほうがいい。カメラだけBに置いておけば勝手に警戒してくれるし、ワイヤーがABどちらにあるのかという読み合いを作ったほうがいい。

そしてバックの構造が複雑になったことで、以下のカーテンが多く使用されるようになった。

サイトを斜めに割り、左上を守り抜く構えとなっている。隠れ設置をしようとした場合はカーテンを越えてすぐにあるワイヤーに引っかかってしまうし、"バックを早めに抑える"という攻撃側のプランは崩れることになる。

かといってこのカーテンを無視してのプラントはスモーク抜きが怖い。ただ、カーテン越しにフラッシュを浴びせることはできる。攻撃側はワイヤーをできる限り破壊し、防衛側はワイヤーにかかった敵を確実にキルすることが求められる。

ただこのカーテンでオープン設置を許してしまうと、リテイクが非常につらいことには留意したい。

Aサイトと同様にプラントを阻止する定点があるにはあるのだが、あまり数は多くない。

あとはリテイクだが、今度は逆にバックを取り返す工程が必要となる。これも割愛するが、バックにスネークバイトなどを入れる定点が欲しいところだ。

またmidから上がってくる敵に関しては、バックにある段差を利用して迎え撃ちたい。

                                                                                           

カーテンに関してもいくつか選択肢がある。トンネルまで覆えるもの、プラントとバック両方への侵入を防ぐものもある。相手の傾向によって使い分けたい。

おわりに

それなりに長く書いてきたが、正直ブリーズに関しては上手くまとめることができなかった。サンセットと比べてエリア取りの要素が少なく、整理が難しかった面があると思う。いつか書き直したい。

あと一つ思うのは、このマップは定点が多すぎる。一人でSova / Viper / KAY/Oと探していると頭がおかしくなりそうだった。楽しかったけれど。とりあえずランクで嫌がらせがてら使ってみたい。

次はブリーズのエージェントTier・残りの定点に関する記事を明後日までに投稿し、サンセットの試合を見て以前の記事に補足したい。その後はスプリットを研究する予定だ。

おまけ:tips

ViperのBポイズンクラウドはここらへんから適当に投げると大体入る

ということをTORANECOさんが言っていた

補論:2カーテン構成

2カーテン構成の利点として、攻撃時にカーテンを固定(基本はA)してフェイクに使えるというものがある。もし毒素が不足した場合も、ハイタイド(E)で時間を稼ぐことができる。

しかし一部のチームではカーテンをBに固定し、早い段階でハイタイドも切っていた。

一見勿体ないようにみえるが、相手からするとカーテンとカーテンの間に入る際にもフラッシュが必要となる。相手に負荷をかけつつ時間を稼げる点で、状況によっては面白いのではないか。

次回:プロシーンのBreeze攻略⑤:各エージェントの強み・定点など

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