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同性愛は男性中心社会の特徴:同性愛政策に慎重な自民党を擁護する。
BBCニュース - ロンドン警視庁、「男性中心」文化で女性や子供をないがしろに=第三者報告書https://t.co/fFkvJAjtYy
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) March 22, 2023
ロンドンの警察はScotland Yardと呼び習わされ、拳銃の装備がないことが夙に有名です。
それは人命と人権を尊ぶイギリスの特徴の一つといわれ、それもまあそうなのですが片や男性中心主義という特徴の一つでもあります。
これは武士道というものが一般にも称揚されている日本人には特に分かり易いかもしれませんが拳銃や鉄砲などという飛道具を使うことは武士たる男として卑怯なものだというような思想です。
北朝鮮がしばしば日本の近海に放つ弾頭についての非難も、武力による威嚇または武力の行使を非難するのではなくそれが弾頭という飛道具だから。それも日本に迷惑が及ぶかどうかではなく飛道具の開発に取組むという行為そのものが日本男の美学に反する、そういうものは非難の対象だというような理由が大きいでしょう。
イギリスと日本は歴史的に似ても似つかない程に違う国柄ですが偶々その点については相通じるものがあり、数少ない共通点から全体も「島国」だから似ていると思っている日本人が結構多い。
最も大きな違いの一つはイギリスは農業が発展せず、日本は発展したこと。それだけで全く違うと分かります。
警察の拳銃ということについていえば、アメリカやフランスの警察が平気で銃殺をするのは男女平等の反映です。拳銃は女にも撃てる。故に女子の徴兵があったり女子の志願兵のいる国もある。また、警察の職務は威信より結果が大事。
今話題になっている袴田死刑囚の冤罪なんかも、その原因の一つは警察や検察が結果より威信を求めていることから起こる問題。
検察のみっともない戦い振りから検察ばかりが非難されているようですがその前に袴田さんを逮捕する警察の威信というものがあり、それを承け起訴する検察が先ず警察の威信を守ろうとした。延いては袴田さんを有罪とする検察自らの威信を守るべく日々国民のために汗をかく。
男性中心社会ということではイギリスと日本は似ている。
男性中心社会の特徴の一つは同性愛に寛容なことです。
日本の近年の世論調査を見ると、同性愛を肯定する率が高くて同性婚に賛成する率も高い。
何でかというと、日本は属性格差指数(ジェンダーギャップ指数)が146か国中116位という男女の格差、不平等の大きな国だからです。
同性愛というものは必ずしも悪いものではないにせよ、男なら女は劣性で穢れだから嫌だ、男と一緒になりたいという理由による場合が多い。
女なら男はホモを含め男性中心主義だから嫌だ、女と一緒になりたいという理由による場合が多い。
同性愛の解放と同性婚を推し進めて来た中心は歴史的に男性中心主義の強い北方民族の国々です。
英国はそもそも世界一のホモ大国で、中北欧やロシアには同性愛者が歴史的に多い。あまりに寒いので暖め合う相手を選んでいられないことが同性愛の起源で、それが更に美学や生き方にまで高められる。つまらない(穢れな)女と一緒になるよりは男と一生連れ添おうと。
日本は北方というほど北方ではありませんがジャニーズなんかを見ても北方の思想の影響の強い地域です。温暖な分、暖め合うことより権力の誇示という性質が強い。
おしなべて男女格差の少ない南方の国々ほど同性愛の解放には慎重。
日本人は同性愛の解放を支持することにより歴史的男性中心主義を維持しまたは強化しようとしていることが窺われます。決して自由や平等の希求ではない。
同性愛の解放と男女の平等が両立している国々もありますが、人口が日本やイギリスなどの大国や中堅国と比べ圧倒的に少なくて女子が社会生産活動や防衛に加わらざるを得ないことが理由です。イギリスは人口が多い分男性中心主義が根強く温存されています。
さように小国ではないイギリスや日本がなぜ同性愛の解放と男女平等というそもそも相容れないものを同時に求めているのか?
それは一つは頭が悪いからです。
英国人には英の字に似合わず馬鹿が多いことは夙に有名ですが日本人もかつての英国も顔負けの国の衰退と共に馬鹿が加速度的に増えています。なのでそれらがそもそも相容れない事柄だということに気づかない。
二つは結果を出すことではなく課題を消化することが至上命題になっていることです。
SDGsと世界に云われているからやらないといけない。
私もSDGsはほぼ全面支持ですがそういう動機ではありません、やりたいからやるのです。
いくつの課題に取り組み、今のところその幾つを達成していますというような取り組み方。
そのような取り組み方は物事に気づかない馬鹿を動かすには好都合です。
イギリスの警察もそうですが、日本の警察や検察もそのように袴田さんの首を吊るというゴールへの課題の消化で動いて来た。
警察、検察や国会などのような公式の組織を持たないのに勝手に日本人の課題というものを作り出して悦に入る方々も平成の時代に加速度的に増えています。
イギリスは警察だけではなく政治もまたEUの脱退という課題の消化を目的としていたこの十年でした。
日本はデフレの脱却が同時代の至上命題でしょうか。18歳成人制に向け主権者教育などという訳の分からないこともいわれています。
デフレの脱却は自民党政府が言い続けていて迷走中なことですが、同性愛の解放や同性婚に関し慎重な姿勢を取り続けていることは自民党がそもそも男女平等だからでしょう。
北方と南方ということをいえば、自民党の支持率は西南日本におけるほど高くて東北日本におけるほど低い。
東北日本には比較的に支持率の高い立憲民主党がセクハラを含む男女差別の温床であることも特に下野からの十年にいよいよ明らかになっています。
尤も、同性愛につき直接の差別を禁ずることは必要です。
しかし同性婚は逆に日本がやり始めたら世界がどんどんやめてゆくというように梯子を外される虞もあり、そうなってから日本が人種差別禁止条約のように世界の中心でアイーンを叫んでも孤立してゆくだけです。植民地戦争も日本がやり始めたから世界が皆やめた訳です。
同性婚は導入するにしてもシンガポールのように(産まされることのある)女子のみとすることが妥当です。
同性愛者の生活を守るためなら現行の認証制度とそれを基とする政策の励行で十分でしょう。それを一部の地域だけではなく全国に洩れなく導入することが人権の普及の観点からしても良いです。
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