在宅鍼灸師の為のキャリアデザイン ~キャリアデザインの第一歩は自分を知る事~
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みなさんこんにちは! キャリアデザイン担当山ちゃんこと山田剛寛です!
以前は『在宅鍼灸におけるリスク管理』について投稿させて頂きました。
今回から在宅鍼灸に興味のある学生さんや在宅鍼灸師に興味のある鍼灸師さん向けにキャリアデザインについての投稿をさせて頂きます。
今回は特に鍼灸学生さんや新卒から3年目位の方で
・在宅鍼灸師になるにはどうしたらいいだろう?
・独立開業?会社に所属してキャリアアップ?どっちがいいかな?
・自分はどんな鍼灸師になりたいかまだ決まらない・・・
・そもそも在宅鍼灸師に向いているのだろうか?
・自分の10年後、20年後のビジョンが固まらない・・・
という悩みを持つ方に向けて、キャリアデザイン作成の第一歩として参考になればと思います👆
現在SNSで情報交換をしたり、HAMT(在宅鍼灸師育成プロジェクト)が運営している『在宅鍼灸しゃべり場』に参加されている学生さんや鍼灸師さんと意見交換をしていると、具体的なキャリアや将来のビジョン、目標を持って日々勉強や情報収集していてスゴイなーと驚きます👀
〇自分が学生だった頃
自分があはきの専門学校生だった頃は、将来の明確なビジョンやキャリアプランを持っていませんでした(+_+)
何となく、鍼灸マッサージ治療を受けて興味を持ったのが学校に通うきっかけでした。
学生の頃を振り返ると、国家試験合格のための勉強に追いつくことで精いっぱいの日々を過ごし、トレーナーや起業という目標を持って勉強している同級生の姿を見て凄いなぁ、自分も鍼灸マッサージ師としてやりたい治療が見つかればいいなぁと思う程度でした。
同じような方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分がキャリアについて真剣に考えるようになったのは、新卒から鍼灸整骨院に勤めて3年が過ぎた頃でした。一緒に働いていたスタッフが独立開業の為に次々と退職していく姿を見送り、何となく焦りを感じたのが理由でした。
今から約10年位前は、職場のスタッフはほぼ100%独立開業を目指していた時代だったので、漠然と独立開業を考えていました。しかし、具体的なビジョンもやりたい治療法も、対象の患者さんも明確ではなかったので、忙しいことを理由に結論を先延ばしにして過ごしていました。
このままではいけない!と決意して自分を見つめなおし考えを思いつくままリストアップしました。
考えがまとまらないまま過ごしていたある時、鍼灸整骨院に通っていた患者さんが多系統萎縮症によって通院ができなくなった、という話を人づてに聞き、衝撃を受けました。
数カ月前まで通院され、施術後に笑顔で「痛みが楽になった」と言って頂いていた患者さんが通院できない程の状態で困っているというのです。
そこで、実際は歩行困難な状況で整骨院や鍼灸マッサージ治療院に通院できず、治療を受けることができない方が沢山いるのではないか?はりきゅう・あんまマッサージ指圧師の資格を通じて何かできることはないか?と考えるようになりました。
その中で在宅鍼灸マッサージというキーワードを偶然知り、興味を持ちました。
そこから在宅鍼灸マッサージに関する書籍を購入して勉強し、SNSを通じてセミナーへ参加し、実際に従事している方へコンタクトを取り、意見交換を通じて理解を深め、在宅鍼灸マッサージ師になることを決意しました。
書籍と勉強会での知識で在宅鍼灸マッサージを未経験で初めて試行錯誤を重ね、現在は訪問鍼灸マッサージと鍼灸整骨院を運営する会社の役員としてスタッフの採用も行っています。
専門学校の就職説明会や求職者さんの面接を経験するうちに
キャリアデザインを考える際、第一歩として
自分を知る・情報収集をする・自分が知りたいこと、興味のある事を発信することが大切だと考えるようになりました。
以下に詳しく解説致します。
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