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あだ名とハロウィン

どうも、おはこんばんにちは。ばれたです🙋‍♂️
この記事を開いていただきありがとうございます。

最近、こんなものがTwitterの話題となっていた。

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なんと。友達を呼ぶときは「さん付け」…
世の中も変わったものだ。
「さん付け」で呼ぶことで何が変わるんだろうか。いじめ防止だとか。なんとも的外れな気がする。
あだ名があることがいじめにつながるのであれば、もっと極端に言えば名前を呼ぶこともいじめにつながる日が来るかもしれない。そして、出席番号でお互いを呼ぶ日が来るかもしれない。
誰もそんな学校を望んではいないし、監獄のような場所になってしまう。

今の時代の教育について、専門家でもない僕がとやかく言うのは筋違いかもしれない。
ただ、すぐに制限すれば是正や改善できると思い込む大人達が教師としていることが少し怖くもある。
でも、全ての教師がそうでないことは自明であって、あだ名をつけることがいけないではなくてあだ名をつけることそれ自体を子どもたちに考えさせるきっかけを与えられる教師が求められるべきだと思う。
そして、今もそんな教師たちがたくさんいることを願う。

こんなことを考えていると、僕の名前についてよく「なぜ『ばれた』という名前なのか?」と聞かれることを思い出した。
大半の人はこれを本名とは思っていない証拠で、大正解です。本名ではない。
まぁ訳の分からないこの名前の由来をその場で話しても謎が深まるだけなので、これからはこの記事を見てくれと言おう。

この名前を襲名したのは、高校時代に遡る。
高校へ入学してすぐに行われる新入部員の勧誘合戦。
僕は当時から背丈も大きく、バスケ部やらラグビー部からオファーされた(半分脅迫めいた勧誘もあった)が、先輩にマウントを取られ人間として扱われないんじゃないか、進学校なのに勉強できなくなるんじゃないかといった不安感から文化部に入ろうと思っていた。

そして、僕が入部したのは、ESSという英語を話す部活(実態は部活の時間のほとんどはダラダラお菓子食べながら過ごしてた)と演劇部を兼部した。
演劇部が稽古する場所とESSが集まる場所が同じ講堂の2階の広い部屋だったこともあって軽い気持ちで両部に入部した。
そもそもESSに入部するきっかけは1つ上の先輩が僕にラーメンを奢ってくれた事がきっかけで、演劇部についてはなんとなく新しいことをやってみたいという興味からだった。

そして、演劇部で「ばれた」は産声を上げることとなる。
演劇部の定説として、変人の集まりであるというものがあり、僕の高校の演劇部も例外でなかった。
その最たるもののひとつが、入部の洗礼として、新入部員は先輩からあだ名を付けられるというものだった。
ちなみに、あだ名の付け方は連想ゲームによって付けられる。
僕はその洗礼を逃れることはできず、最初は洗剤とかなんかから始まり連想が転生してバレンタインにたどり着いた。
スライムにならなくてよかった。

そう、僕のこの「ばれた」という名前はバレンタインが由来となっている。
そして、なぜバレンタインが由来かと聞かれると連想ゲームでそうなったというのが回答だ。

こうして「ばれた」が生まれたわけであり、今日までこの名前でヲタクをしている。
僕に「ばれた」と名付けてくれた当時の先輩には感謝してる。

ちなみに、「白石」という名字も一応ある。
こちらは顔が白石っぽい顔をしているからというなんともステレオタイプな付け方である。
演劇部ではなくESSで言われだった気がする。
ほとんど使わないものなので細かいことは覚えていない。

どーでもいいが、部活や勉強が嫌で放送部の部室に入り浸っていたら後輩にラジオドラマに出演させられた。声が低かったために先生役として出演して、そのおかげで(そうではない)何かの賞を受賞した。
当然、僕がその賞を受け取った訳ではなく、脚本を書いた後輩が笑顔で全校生徒の前で受け取っていたことを覚えている。
僕の高校にはその昔、かの有名なアインシュタインが訪れて黒板を使ったことがあるという。そんな感じの内容のラジオドラマだった気がする。
ちなみにラジオドラマは公共の電波にも乗ったことがあり、ある番組のラジオドラマに対する講評については今も読めたが、音源はどこを探してもなかった。
YouTubeで「アインシュタイン」とでも打とうものならばすぐに芸人の稲ちゃんがでてくる。やれやれだ。

ちなみに、あだ名の話ばかりしているが本名も好きだ。
本名をここに書くつもりはないが、少し珍しいが呼びやすいし、字も個人的にはイカしてると思っている。親に感謝だ。

­­­--­­-✄­­--­­--­­--キリトリセン­­--­­--­­--✄­­--­­-
毎年ハロウィンでコスプレなんてしないし蚊帳の外だったが、よくよく考えてみると年中「ばれた」というコスプレに身を包んでいたことに気づいた。
厳密にはコスプレというよりもペルソナというほうが正しいのかもしれない。

そもそもなんでハロウィンでコスプレをするんだろうか?
軽く調べたところ、ハロウィンでは先祖の霊と共に悪霊や魔女も現世にやってくるため、人間の格好をしていると魂を奪われてしまう。だから仮装をすることで身を守るのだそう。
出典はこちらです↓
ハロウィンの起源とか(確かか不明)

世の中のただハロウィンを仮装パーティーと思い込む狂の皆様はぜひハロウィンを上辺だけでも知って仮装して頂きたく思う。安易にこの時期だけ仮装する人は仮装する時点で欲望という悪霊に憑りつかれてしまっているように思う。
とにかく、ハロウィンがここ数年でただの仮装パーティー文化として根付いたのが個人的には気持ち悪い。
かわいい女の子が仮装している姿を見るのは悪くないのだが。
矛盾したこの気持ちが解消することはなさそうだ。

ただ言えるのは、ハロウィンに限らず今日も僕はばれただ。明日も僕はばれただろう。
他の誰にもなれないし、なりたくない。
この名前は気に入っているし、この名前で色んな人に出逢えた。
覚えやすいし、そこそこインパクトがあるように思う。
ばれたは僕の一部であって、僕はばれたの一部だ。
ただ、この名前をいつまで使うのだろうか…笑


ということで、今日の一曲

結局、ばれたとしていろんな人と話せることは楽しいし、この場所でばれたとしてだからこそ何か伝えられることがあるんだと信じたい。

ハロウィンでアイデンティティを確認してるなんて我ながら面白い。

こんなことを書いていたら昼を過ぎてしまっていた。
ダラダラと意味のない文章を書く休日も悪くない。
僕の部屋の窓から見える空は雲ひとつない快晴だ。
今日もあなたにとってステキな1日になりますように。

サムネはピカチュウのピュレグミ!
あるアイドルにハロウィンだから特典会でお菓子をいくつか用意して渡そうとしたら、「ピカチュウはヒカチュウだから」と謎の語録を残されて、手元に残ったグミだ。
ピカ…いや、ヒカチュウを想って食べようと思う。
このヒカチュウなるものについてはヲタク回で書くつもりだ。
(そろそろ重い腰を上げるとき)

というわけで、読んでいただきありがとうございました。
また次回も読んでいただければ幸いです。

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