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面白い未来の作り方

想像する

21を一度終える頃に気付いのは、
限界まで求められた柔らかさを、包み込んでくれる確かさ。
なるべく触らないように、見守る事。

夕食のテーブルを囲んで
まだ、平らなたこ焼きは、
ひっくり返すと丸くなった。
借りてきたプレート、一家に一台はない。

3回目を焼く頃には、すっかり慣れて、
各々の味付けも確立し、オンリーワンになる。
四人いれば、個性が出る。
昼間、少し話題になった、心理テストを子供達にしながら、最後を焼く。


砂漠を歩いてオアシスに向かおうとする私。
一人ではありません。七頭の動物を連れています。
その動物とは、象、キリン、牛、羊、馬、猿、ライオン。
途中までいっしょに旅をしてきましたが、どうやら目的地まで全員を連れていけそうもありません。
順番に一頭ずつ砂漠に置き去りにしていかなくてはならなくなりました。
どの動物から順番に手放していきますか?
その理由は?

を答える「砂漠の動物心理テスト」

最初に置いていく動物は全員同じだった。
ライオン
理由がみんな違っていて、
一緒にいると、危険。
他の動物を襲いそう。
ライオンは強いから、自分が守ってやらなくても大丈夫だから。
敵が来たら倒してくれそう、だけど砂漠には敵がいなさそうだから。

1番強いものを、手放す。
理由がそれぞれある
自分が守ってやらなくても大丈夫だから。
思いがけないその発想は何か嬉しかった。

手放してあげれるもの。
生きる為に必要だと、そばに置いておくもの。
持ちすぎては、身動きが取りづらいと、置いていくもの。
選ぶ動物は
生き方次第で、全然変わるんだねと、大笑いした。

動物を選んでいくにつれて、
共に挑む砂漠のオアシス。
そのイメージがすべてを左右しているようで、
みんな違う砂漠にいたのに驚いた。

果てしなく続く、終わりのない。
馬に乗れば、すぐに辿り着ける。
夜になるときっと、月が綺麗だとか、
同じ目的を持った仲間に出会う、とても楽しい旅だとか。

想像する世界が違えば、答えが変わる。
物語はその選択の数だけ、すでにある。
パラレルワールド。


目の前にどんな世界を見てますか?

象かキリンで悩んだ僕は、絵本の中にいるようで。

未来は選べる。
最後に選んだ動物は?

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