2021年8月23日 ごはんを一緒にできる関係

「おかえりモネ」を見ていて、西島秀俊と内野聖陽との絡みが話題になっていたので、初めてネトフリで「きのう何食べた?」を見てみた。

二人が一緒に住む部屋が割と好みで、また、田中美佐子演じる主婦の家もまたいい感じに生活感がありながらベランダから広い空が見える感じが、自分が今後人生過ごしたい部屋に近い感じがした。

最近のミニマリスト的な、物が極力何もなくてホテルのようにすっきりおしゃれな部屋はもちろん素敵なのだけど、やっぱり私は、住んでる人の生活感が感じられる部屋が好きだな。

物がない方が掃除しやすくていいんだけど、住んでる人の色が出るような物は置いておきたいなーとか。

そして、やっぱり作ったごはんを一緒に食べてくれる人がいるって、それだけで幸福なことだなと思った。

最近、そういう機会がたまたま多かっただけに。

いつも私が買った、おかきやら黒豆やらの渋めのおつまみを、めちゃくちゃうまいとパクパク食べてくれた。

たまたまみつけた九州醤油味のじゃがりこ、九州生まれの子に出してあげたら、いつのまにか食べつくしてた。私3本くらいしか食べてなかったのにw。(ちょっと恨み節w)

自分のために用意した作り置きごはん。オクラのサバ缶和え。ズッキーニのナムル。きんぴらごぼう。美味しい美味しいって、みんな全部食べてくれた。

インスタントのラッポギを作ったときにお腹をすかした住人がやってきたので出してあげて、めちゃくちゃ美味しいとたいらげてた。

フジロックの配信を一緒に見ながら、たまたま届いていたシャインマスカットを出してあげて、一緒に美味しいねって食べた。

そんなことが、ここ一か月であり。そしてこのドラマを見て思った。

派手な暮らしは必要なくて、太陽が降り注ぐ、海にさほど遠くない街で、日々それなりに働いて、ご飯を一緒に美味しく食べる相手がいたら、それが幸せなんだなぁ、と。

それと関連するかはわからないけど、楽しく仕事はしたい。華やかな世界が嫌いなわけじゃない。ただ、その世界で自分が前に出るのは、どうしても居心地が悪いし、それを求められる今の仕事が、自分には肌が合わないと感じてしまう。

でもそれ自体、自分の思い込みなのだろうか。本当はもっと目立ちたい自分がいるのだろうか。

よくわからんが、やっぱり、前に出ないで、影でサポートする仕事が、自分には合うんじゃないかと思ってしまう今日この頃。

そして、誰かのためにご飯を作って、喜ぶ顔がみたいなぁ。そんな日々が欲しいな。

そんなことを想った、コロナの副反応でしんどかった一日だった。

日々の備忘録が、少しでも誰かの何かのヒントになれば…そんな裏テーマを持ってこのブログを始めました。読んでくださってありがとうございます。