時々無性に食べたくなるレバノン料理

だいたいの日本人が思うイギリスの食文化のイメージは、おいしいものがあまりない国ではないでしょうか？

確かにイギリス料理はあまり飛躍しなかった食文化かもしれませんが、そのせいもあるのか特にロンドンでは、世界各国のおいしい本格的な料理を食べることができます。

もう何年も前になりますが、ロンドンに昔から存在する中東のレバノン料理のおしゃれなレストランがたくさん出来ました。その当時はちょっとした流行だったのでしょう。

私はレバノン料理を滅多に食べることはないのですが、友人が安くておいしいというので試してみたくなりました。

ロンドンを少し外れたTwickenhamという街にある、Sidra Cafeです。20年以上この街にお店を構えている超ベテランのカフェです。

とても小さなカフェですがお昼時になると、地元の常連のお客さん、テイクアウェイやデリバリーの注文で大忙しでした。

ショウウインドウには中東のカラフルな食器や甘いスイーツが並んでいます。

私はひよこ豆で出来た中東のコロッケ、ファラフェルと、茹でたひよこ豆を潰して練り胡麻やオリーブオイルを混ぜて作ったフムスが大好きなので、ファラフェルとフムスのラップサンドイッチをいただきました。

盛り付けも美しく、サラダもついていてとてもヘルシーです。スパイシーと普通の味が選べたのでスパイシーにしてみました。

薄めのラップの外側はカリカリで、中にはファラフェルとフムスも入っていました。たっぷりのフムスがおまけについてきます。

少し鼻水が出る辛さでしたが、きちんと全て丁寧に手作りをしているのが伝わってくる味で本当に美味しかったです。綺麗にチリまで完食いたしました。

店員さんも気持ちの良い対応で、とても好感が持てました。ちなみにこの日働いていたのは全て女性でした。お値段もとってもリーズナブルで大満足です。

久しぶりに完璧なベジタリアン料理を食べれて気分的にもスッキリしました。また必ず訪れたいと思わせる小さな素敵なカフェでした。