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真・神の血に溺れる~ヴィンライフ・サガのオマケ 9月第3週 緑肥を播いた結果

 カクヨムで連載中の農業ワインエッセイ『真・神の血に溺れる~』のオマケ画像です。
 読みに来てくださった皆様ありがとうございます。
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 前回は負傷しましたが、思ったよりも軽症で良かったです。
 収穫まで残りわずかとなりましたが、開拓中の畑へと行きます。

 現在は開拓中の畑での作業は周辺の樹木の伐採をして、畑の日当たりを良くしています。
 では、そのメイン部分がどうなっているのかというとこんな状態です。


一面の緑

 知らなかったら草がボウボウでどうしようもないと思うでしょうが、これにはちゃんと意味があります。
 緑肥を播いて育てているのです。

 ざっくりと説明すると、緑肥というのは植物そのものを肥料の一種として利用することなんです。
 有機成分の供給、透水性などの土壌改良の効果もあったりします。

 様々な種類があるのですが、今回は雪印種苗の新商品パールミレット・ネマレットを使いました。


緑肥のタネが大量に入っています。

 で、中身はこんな胡麻みたいに小さい種です。


緑肥のタネ

 で、この種を「ミレーの種を蒔く人」みたいに地道に歩きながら畑全面に撒き散らします。

 刈残しの雑草がありますが、ちょっとぐらいは愛嬌ということで(笑)
 播いた日は7月30日の酷暑の炎天下でしたね(遠い目)

何も無い耕したばかりの状態

 それからしばらく雨が降らなかったんですよね。
 カラカラに乾燥して、どうなることかと思いました。
 天気予報だと何日かに一度は夕立のあるはずでしたけど、大外れでしたね。

 それからお盆に少し雨が降りました。
 その数日後の画像です。
 分かりますか?
 雑草に紛れて薄っすらと緑の小さいのが、芽吹いた緑肥です。

薄っすらと芽吹く緑肥

 近くで見ると
 この小さいのがそうです。

芽吹いた緑肥

 ここからの成長は早かったですね。
 雨も多少降りましたし。
 9月前半でこれぐらいになりました。
 在来の雑草も大きくなっていますが、気にしないでください(笑)

成長する緑肥

 9月の中頃、場所によってはこんなに大きくなりました。
 はい、始めの画像ですね。

成長した緑肥

 場所によってはイマイチなところもあります。
 栄養分の問題が、水の流れの問題かはまだ分かりませんが。
 たまに1本だけ異常に成長したりします。

1本だけ急成長

 もうちょっと成長して穂が出揃ったぐらいに刈り込んで裁断、トラクターですき込みですね。
 予定では9月末か10月初めでしょう。

 今回の報告は以上です。


今回の神の血、ドイツのリースリング


合わせるは、ナスと大葉の豚肉ロール

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