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真・神の血に溺れる~ヴィンライフ・サガのオマケ 11月第5週/12月第1週 剪定と選定

 カクヨムで連載中の農業ワインエッセイ『真・神の血に溺れる~』のオマケ画像です。
 読みに来てくださった皆様ありがとうございます。
 カクヨムのリンク先です。

 いよいよ本格的に冬の気配がやってきました。
 年内にやらなければならない作業が目白押しなので、前回に引き続きさらに作戦を変更していきました。
 その模様はカクヨムの本編で語っています。

 前回は作業を急がねば、と作業効率を上げるために戦術変更した話をしましたが、週の半ばは天候が大崩れだったので組立作業が中心でした。

 そうしてついには昼間にも雪が降りまして、その翌日からようやく畑に出ることができました。
 で、山を見ると徐々に下界に向けて白き闇が迫ってきていますよね?

徐々に白いモノが

 1日中外に出れそうに無い日や畑がぬかるんでいるだろう日はもう一つの畑に出動する方針に変更です。

 収穫の終わった畑もブドウも冬に向けて葉っぱを落として休眠に入ります。
 春にまた芽吹いて来るのですが、その前にやる作業があります。

 枝を切りそろえてあげる作業、剪定です。

 本来であればもう少し後の方が良いのですが、この地方は雪国です。
 そのまま枝を伸ばしきった状態で雪が降り積もれば、ブドウ棚は重みで潰れます。
 そうなれば、その畑は終わりです。

 そうならないために、雪が降り積もる前に剪定を急いでしないといけないのです。

 天気の合間を見計らい、どの作業をするのか判断していくのですが今回は剪定初日を選定しました。

 こんな感じで枝が縦横無尽に伸びている状態です。

剪定前

 で、こんな感じでさっぱりすっきりさせてあげます。

剪定開始

 今週の畑作業は剪定中心でやりました。
 夜中に少し雪が降ったので、薄っすらと白くなっています。

薄っすらと白くなるブドウ畑

 この程度ならすぐに溶けるので問題ありませんが、これ以上降り続いたら全てが終わるので急ぎます。
 

 こんな感じで雪国では、冬支度は大事な仕事になります。

 今回の報告は以上です。


今回の神の血、チリのカルメネール


合わせるは、豚玉

 今回のマリアージュは合いませんでした(笑)


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