真・神の血に溺れる~ヴィンライフ・サガのオマケ 11月第3週 折れないハート
カクヨムで連載中の農業ワインエッセイ『真・神の血に溺れる~』のオマケ画像です。
読みに来てくださった皆様ありがとうございます。
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今回も引き続き、ブドウ畑の工事です。
ブドウ棚を造っていきますが、ワイン用ブドウの主流は垣根仕立てと一般的に呼ばれるVSPですが、それとはちょいと違う仕立てにしていきます。
その話はまた今度じっくりしますので、今回はその前段階の作業を本編のカクヨムで語っています。
まずは始点と終点部分に当たるエンドポストの設置です。
前回は仮で立てていましたが、部品が揃いましたので本格的に立てました。
先行して仮に立てていたエンドポストがすでに3列ほどあるので先に立ててみます。
以前地面に打ち込んだアンカーとエンドポストを繋ぐ控え線、なかなかの太いワイヤーです。
大体の基準にする高さに合わせて長さ調整をして巻き付けグリップで固定し、クリップで止めます。
家を建てるわけではないので、大体の高さが合っていれば良いので、ミリ単位で調整しなくても大丈夫です。
次は番線を張ります。
これが、各列の方向と位置、高さの基準になり、列の間にある各支柱を繋ぐ支えの補助にもなりますので構造上重要な部分です。
最初に番線を真っ直ぐに伸ばすために、ワイヤー繰り出し機の登場です。
構造はかなり単純、土台部分を地面に設置してその上に番線の束を乗せる部分があるだけです。
この上に番線の束を乗せるのですが、1巻き50kgあるのでかなり重いです。
セットが完了したら、伸ばしたい方向へ番線の先端を持って歩きながら伸ばしていくだけです。
悪戦苦闘しながら伸ばし終わりました。
詳しくはカクヨムの本編で。
非常に分かりにくいのですが、番線が反対側まで伸びています。
こんな感じで輪っかを作って上げてエンドポストにセットします。
これを両サイドに作りますが、伸ばした長い方と手前にある短い方と2個作ることがポイントです。
ここまでできたら、後は番線をしっかりと張って締めるだけです。
この締める作業で使うのが、次の画像のシメラーというヤツです。
ガチャガチャっとやってやるとビンビンに張っていきます。
初めはたるんたるんだったエンドポストの輪っかもキッチリとしまって外れなくなります。
ちゃんとした巻き方をしていれば、普通は外れません。
前日の雨で濡れていますが、こんな感じでしっかりと締まるわけです。
バッチリ番線が張れるとエンドポストもガッチリと固定されるようになります。
短い方と長い方の両方の番線からエンドポストが引っ張られ、控え線もバッチリと張られるというわけです。
多少のグラつきはありますが、根本の土を固めてあげれば止まります。
こうしてちゃんと固定されたことを確認して、最後の締めです。
この最後の部品で悪戦苦闘しまして、最終的に純正品のグリップルに落ち着きました。
これでバッチリと番線が張られた状態で固定です。
悪戦苦闘の模様は恥ずかしながら、カクヨムの本編で。
で、ようやくエンドポストの設置が完了となります。
これを19セット繰り返していくというわけです。
この1セット目ができるまで色々と失敗を繰り返した模様をカクヨムの本編で語っています。
その悪戦苦闘を乗り越えた、という意味で今回のタイトルになった次第です。
今回の報告は以上です。
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