芝居しかやったことがない役者が団体を立ち上げてとりあえず映像作品を作ることにした話②
前回の続き、立ち上げのきっかけについて。
そもそも「相談ダイヤル」は違う企画で映像作品のアイデアの一つとして書いたものでした。その時求められていたことは「演技経験が少ない俳優を魅力的に見せたい」というものだったので、演者が純粋な力量を見てもらえるように一人語り形式の台本を書きました。それにはいろんな理由があるのですが、編集に頼れないという理由が一番大きいです。文字数も少ないわけではないので、ある程度の稽古も求められるし、作品を通して若い演者が成長できればというイメージでした。