見出し画像

語学教育に最適かも?子連れ移住でも安心!ベトナムの幼稚園事情(2/2)

今回は、前回に引き続きベトナムの幼稚園の話です。

私は奥さんと娘(1歳半)を連れてベトナムに移住し、実際に幼稚園選びを経験しました。その中で得たナレッジも踏まえて、個人的な幼稚園選びのコツについてお伝えします。

コツ①小学校選びから逆算する

実は、ベトナムの幼稚園の選択肢の豊富さから考えると、小学校の選択肢はそれほど多くありません。
日本人学校か、インターナショナルスクールか、大きくは2択となります。
しかも、日本人学校は文部科学大臣認定の学校はホーチミンに1校、ハノイに1校しかありません。

日系幼稚園から日本人学校であればスムーズですが、日系幼稚園(特にごりごり日本の幼稚園)からいきなりインターナショナルスクールだとなかなか馴染むのに苦労するかもしれません。
逆にインターナショナル幼稚園から日本人学校の場合は、日本人学校が文部科学省の定める「学習指導要領」に沿った日本の学校そのものなだけに、教育方針や生活様式に少し違和感を感じるかもしれません。

駐在の場合はその期間にもよりますが、長期の場合、もしくは幼稚園から小学校に上がるタイミングが重なる方は、どんな小学校に通ってほしいか意識しながら幼稚園選びを行うと良いと思います。

コツ②とにかく実際に見てまわる

日本でもそうかもしれないですが、やはり園によって特色があるので、インターネットで調べるだけでなく自分の目で見て実際に体感するに越したことはありません。
日本の待機児童の多いエリアと違って常に園児は募集していますし、見学も自由にできるところが多いです。

モンテッソーリ教育を取り入れている園もあれば、ごりごり日本教育の雰囲気の園もあります。
質素な造りの園もあれば、プール付きで外遊び施設が充実したラグジュアリーな園もあります。

短期的には非効率かもしれませんが、長い目でみるとしっかりと見学して回ったほうが安心して生活基盤を作っていけると思います。

おすすめの幼稚園の選び方

もちろん教育方針によって選び方は違いますが、私個人のおすすめは日系幼稚園にまずは通ってみることをおすすめします。

駐在員の任期はだいたい4年と言われています。例えば1歳の子どもであれば、日本語に触れずに生活すると日本に戻ってから日本に馴染めず苦労する可能性があります。
また、英語が堪能な親であれば別ですが、単に英語が話せるようになってほしいという理由でインターナショナル幼稚園に入れると、親が苦労します。

なので、はじめてのベトナムということであれば、まずは日系幼稚園をおすすめします。
前述の通り、様々な特色を持った園が存在します。
午前日本語、午後英語のように、2か国語を同時に学べる幼稚園もあります。しかもどちらもネイティブの先生から学べるという、実は語学教育の環境としては日本よりも良い幼稚園が多数あります。
また、日系幼稚園であればママ友コミュニティも築いていきやすいというメリットもあります。

まとめ

2回に渡ってベトナムの幼稚園事情について書いてきましたが、要は幼稚園選びの選択肢が豊富であり、求める教育方針やカリキュラムに応じて選ぶことができるので、ベトナムに家族で移住しても安心!と伝えたいです。
むしろ2ヵ国語(場合によってはベトナム語も入れて3ヵ国語)学べますし、様々な国から人が集まるので小さいうちからダイバーシティな状況に身をおけるという、まさに今後必要とされる力が身につくとても良い環境になっています。

ということで、もっとベトナムの教育について知りたい!安心して通える幼稚園を教えて!ベトナム転勤が不安!という方がいれば、VACANCE VIETNAMにお気軽にお問い合わせください!
ではまた次回!Hẹn gặp lại


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?