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意外とシンプル!ベトナムでの法人設立手続きとベトナムでビジネスを展開するメリット

VACANCEという会社で、COOをしている野崎です。2024年2月に、ホーチミンに引っ越してきました🇻🇳
このnoteでは、ベトナムでのビジネスの話からプライベートな話まで、色々発信していきます。

今回は、ベトナムでの法人設立手続きと、ベトナムでビジネスを展開するメリットの話です。

まず、手続きの話から。

外国での法人設立の手続きってめんどくさそうって思いますよね。
特にベトナムは社会主義の国なので基本的に外資規制が厳しく、そのベトナムで外資100%で法人設立するのはとても大変だろうなと思っていました。

実際に、
・審査、手続きに時間がかかる。(約3〜6ヶ月)
・そもそも外資100%ではできない業種がある。
・一部の業種では、多額の資本金を設定しないといけない可能性がある。
・現地法人の代表者が常駐必須。
等、外資100%で法人設立するにはハードルがたくさんあります。

ですが、法人立ち上げの手続きは意外とシンプルで、外資100%で設立するのも難しくはありません。

現地法人立ち上げに必要なもの

  • 日本法人(親会社)の登記簿謄本

  • 日本法人(親会社)の定款

  • 日本法人(親会社)の代表者と現地法人の代表者のパスポート

  • 現地法人の総投資額、資本金額以上の残高が記載されている残高証明書

  • ベトナムのオフィスの賃貸借契約書

基本的にはこれだけです。
つまり、めんどくさそうだけど、意外とシンプル!

そして法人設立の先には、様々なビジネスチャンスが広がっています!

今ベトナムでビジネスを始めるメリット

成長性

国民全体の所得が増えています。2023年5月にJETOROが発表したデータがこちら。

2022年の1人当たりの月間平均所得については、2020年比で425万ドン(約2万4,225円、1ドン=約0.0057円)から467万ドンになり、2年間で約1割に当たる42万ドン増加した

JETRO 2022年版家計生活水準調査報告書https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/05/33843ddcc522eb12.html

おそらく2023年、2024年はさらに増加していることでしょう。
国民全体の所得が増えているので、それだけ消費が増えてきています。

コストが安い

国民所得が上がっていますが、それでもまだ全体的にコストは安いです。
なんといっても人件費が安いです。
大卒で日本語が堪能なベトナム人も月給10万円くらいです。
※諸条件によって異なるのであくまで目安です。
ちなみにオフィスは、ホーチミンの一等地でもシェアオフィスなら固定デスク付きで月2万円代くらいで借りられます。

地理的なメリット

ベトナムは周辺主要都市までのアクセスが良く、ベトナムだけではなくアジア周辺国全体でビジネスを展開するのに適しています。
例)ホーチミンからフライトで
・シンガポールまで2時間
・クアラルンプールまで2時間
・バンコクまで1.5時間
・ジャカルタまで3時間

ベトナムだけでのビジネスに留まらず、周辺国全体でのビジネス拠点になります!

外貨を稼ぐためのビジネスチャンスが豊富

円安がどんどん進んでいます。外貨を稼ぎたいと考える日系企業は当然多いですが、一方で(ベトナムだけではないですが)コスト高から日系企業の駐在員の数が減ったり、撤退したりしています。
ただでさえ、駐在員を派遣するとなると、日本での年収の2〜3倍のコストがかかると言われている中での円安なので、相当コストがかかってしまいます。

ただそういう状況だからこそ、ビジネスチャンスがあります。大手企業が入りきれていないマーケットがベトナムにはまだまだあります。

日本にいると得られる情報は限られますし、まだ明るみになっていない部分が多いのも確かなので、なんだかややこしそう、めんどくさそうと敬遠しがちですが、前述のように意外と手続きはシンプルだったりします。

そして、文化や国民性も日本と似ているので、ビジネスもやりやすいです!


ということで、もっとベトナムについて知りたい、まだ明るみになっていない情報が欲しい、ビジネスのリアルな情報が欲しいという方がいれば、VACANCEにお気軽にお問い合わせください!

ではまた次回!Hẹn gặp lại


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