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#8 出発前に発生!?意外と見落としがちな費用のこと(世界一周準備)

2023.2.16 追記

こんにちは ばゞたけです。

僕はあと3か月後に世界一周に出発しますが、出発前から色々と準備が必要なことがあり、その準備にかかる費用も決して小さいものではないということが分かってきました。

そこで今回は、「世界一周前までに必要になってきそうな費用」を書き連ねていきたいと思います。


【世界一周出発前に必要な費用一覧】

  • 世界一周保険

  • 予防接種代

  • 住民税(海外転出届提出しない場合)

  • 国民健康保険代または健康保険任意継続代

  • 国民年金一年分(任意加入の場合)


①世界一周保険

世界一周するにあたり、調べていくうちに、保険にだけは絶対に入っておかなければならないと思いました。

アメリカで腹痛に襲われ、911で緊急搬送、盲腸だと診断されて、手術、入院にかかった総額が数千万円にのぼった例とか聞かされたらそれはもう冷や汗ものです💦

渡航する国・地域にもよるそうなのですが、1年で約20万円前後はかかってくるみたいですね。
保険の内訳には、
①傷害死亡
②傷害治療費用
③疾病治療費用
④賠償責任
⑤救援者費用
⑥携行品損害

が主にあります。色々と調べた上、この項目で一番重要視したいのが②の傷害治療費用です。

傷害治療費用を3千万円以上保証している保険を選ぶとそれなりに安心できるとのこと。ここは上記の例を見ても手は抜けません。

クレジットカード付帯保険を考えるのもあり、でも...

費用を安くする為に、クレジットカードに付帯されている保険を活用するというのも考えました。

海外保険自動付帯の人気クレカであるエポスカードを私も作りましたが、傷害治療費用の補償額は200万円が上限です。

これに頼っていくには、金額面からちょっと心許ないですね。
手厚い保険は高いけど、「保険は御守りみたいなもの」という考えで最初から入っていくことに決めました。

7月に経験した脱臼も判断材料になりました笑


②予防接種代

これも、決してケチってはいけない費用になります。世界一周保険代と同じく、御守りに近いものです。しっかり予算を割くべきだと思っています。

そもそも黄熱病(イエローカード)ワクチンを打たなければ、入国できない国もありますし。

私は今のところ、日本でA・B型混合ワクチン(Twinrix)を2回接種し、他のワクチンはタイのスネークファームで接種したいと思っています。手は抜きませんが、出来るだけ費用は抑えたいからです。

費用は大体、10万円位を予想しています。これも小さくない金額ですね💦
ワクチンについての私の考えについては下記リンク先をどうぞ。


③住民税

意外と忘れがちなのが、退職した次の年にも、前年度の給与額に応じて住民税がかかってくるということ。住民税は1月1日に住んでいる市町村から徴収されます。
一年を超えて海外で居住するのであれば、海外転出届を役所に提出し、1月1日の段階で日本国内にいなければ6月からの住民税を払う必要はないのですが、
僕は4月出発なので住民税を払う必要があります。

また、僕には住民票を抜いて出発できない別の理由があります。それが証券口座の存在です。

僕はSBI証券で、投資信託や米国株、日本株を買っています。NISA口座で保有もしているので、長い期間、非課税で運用ができます。

しかし、海外転出届を出して住民票を抜いてしまうと、海外株式や債券は売却しなければいけないとのこと。
せっかく積み立てたものを売却しなければならないのは避けたかったので、この点からも住民票は抜かず、おとなしく住民税を払おうと思いました。
(ふるさと納税の住民税控除とかも関係してきますよ!)

以上の理由から転出届は出さない、と思っていたのですが......
最後の総額を見て、現在迷っています..

④国民健康保険代(または健康保険任意継続制度代金)

住民票を抜かない場合、日本国内に居住していることになります。よって国民皆保険制度がある日本では、何かしらの保険に入っておくのが原則です。
ずばり、以下の3つが選択肢になります。
・家族の扶養に入る
・国民健康保険に入るか
・健康保険任意継続をするか

のいずれかになります。健康保険任意継続とは、資格喪失日から20日までにこの手続きを行うと、最大2年間、会社の健康保険を継続できる制度です。
標準月額報酬などの各個人のパターンによって、保険料やメリット、デメリットが変わってくるそうなので要確認です。

引用:Money Forward クラウド給与から


⑤国民年金の任意支払い

住民票を抜いて世界一周する人も、任意で国民年金を払うことができます。将来の年金額が減ってしまうのは避けたいですからね。

(現在iDeCo(個人型確定拠出年金)をやっている人は、続けるためにはこの国民年金任意加入は必須とのことです。)

まあそもそも、僕たち世代が満足な年金をもらえるのかは分かりませんが、
今のおじいちゃんおばあちゃんを支えるという社会貢献と考えて、しっかり納めた上で出発したいです。
国民年金振替・前納のリンクを貼っておきます。

2月末までに、国民年金の2年前納をすれば、1.5万円ほど安くなるので、本当はそうしたかったのですが、年金事務所で話を聞いたところ、
「まだ会社員で、厚生年金から国民年金へ変更がなされていない為、前納はできない」
ということでした。どうしても前納したいのならば、
「退職を証明する書類」か「厚生年金資格喪失証明書」が必要とのこと。

退職までまだ2か月以上あり、これらを会社からもらうのは難しいです...
まあ、総務に問い合わせてはみようと思います。無理ならば、口座振替で大人しく払おうと思います。

※上司に聞いてみましたが、予想通り、難しいとのことでした。


【まとめ】

さて、ざっくり計算してどのくらいになるでしょうか。

・世界一周保険代金→→→→約20万
・予防接種代金→→→→→→約10万
・住民税(一年分)→→→→→約15万
・国民健康保険代(一年分)→約36万
・国民年金前納代(一年分)→約20万

費用合計→101万円?? えっ、嘘でしょ、、!?
ちょっとどころか、相当予算オーバーです...

〜若干、現実逃避中〜


これに世界一周で使うお金:約:200万円の確保を予定していますから...
出発前に用意しておくべき費用、馬鹿にならないですね。

しかし、この金額はあくまで、全ての費用を考慮した場合。当然、ここから安く抑える方法はいくらでもあります。
最低限の補償で大丈夫なら、オーダーメイドで1年間数万円からの世界一周保険もありますし、

予防接種も本当に必要最低限なものだけにする。国民年金前納も任意です。

住民税&健康保険料の支払い免除になる海外転出届を出していくことだって出来ます。
つまり、上記5つの下3つ(住民税・国民健康保険代・国民年金前納)はカットできます。

実際、他の人のブログを拝見すると、
海外保険費用→4万円
予防接種費用→3万円

と、安価に抑えている方もいらっしゃいます。

自分がリスクをどのくらい重視するのかでこの出発前費用は増減します。

後悔のない世界一周にするためにも、公的手続きもしっかりと考えて行おうと思います。

それでは、また!

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