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#112 ジブラルタル海峡越え!さらばモロッコ、第15カ国目、スペイン!(🇲🇦→🇪🇸)

9/11 フェリーにてタンジェからタリファ/アルヘシラスへ/部屋最高!

モロッコ・タンジェからスペインのタリファ側へ行くフェリーチケットは昨日手に入れた。朝食を済ませ、10時半にチェックアウトをして港に向かった。
今日も快晴でこれ以上ない出発日和だ。チケットを係員に提示して待機所で待つ。ゲートは11時に開いた。パスポートコントロールで出国スタンプを押してもらう。待機場所にはカフェテリアがあった。1.5Lの水は13ディルハムと、町の値段の2倍したが、残金が15ディルハム残っていたのでこれを買い、お釣りは寄付箱に入れた。何とかディルハムを使い切ることに成功した。

タンジェ旧港
待機場所
カフェテリアもある。値段は高め。
立派な船!
乗り込んでいく!

2回ほどパスポートチェックがあり、FRSのフェリーに乗り込む。かなり立派な船だ。思えば、フェリーでの国境越えはヨルダンからエジプトに渡った時以来であるので、アフリカ大陸は偶然にもフェリーに始まり、フェリーで終わることになると気づいた。内部を探検してから席に着き、30分遅れの12時半にタンジェの港を出港した。

地中海の出入り口、ジブラルタル海峡を渡っている。船は加速して力強く進んでいくので、危うく帽子を飛ばされそうになる。飛沫が頭上に来て頭が塩水で濡れてしまった。遠くには数隻のタンカー。振り返れば五日間滞在したタンジェの町が小さくなっていく。さらばモロッコ。3週間お世話になりました。

船内
軽食も食べられる
1時間だけだけどプレミアムクラスにも人いた笑
美味い😋
さよならタンジェ、さよならモロッコ🇲🇦
スペインが見えてきた🇪🇸

航路も半分くらい来たところで、時刻が1時間進んだ。モロッコとスペインでは1時間の時差がある。ほぼ同経度であるのに謎である。
そしてスペイン時間の14時半、約1時間の航海でタリファの港に到着した。スペインには数日しかいないが、新しい国なので気を引き締めていこうと気持ちを新たにした。
パスポートコントロールには船の乗客全てが並ぶので、審査を受けるまでに15分ほど時間がかかった。外に出ると、フェリー会社と同じFRSと書かれたバスが停まっていて、運転手にアルヘシラスに停まるかという確認だけして乗り込んだ。運賃は支払っておらず無料だった。

タリファ港⚓
バスが待ってた
無料でした
アルヘシラスへ

30分間バスに揺られ、今日の宿があるアルヘシラスの港に到着した。町にはスペイン語が溢れていたので、新しい国に来たのだということを実感させられる。ホテルに向かう道中、町を観察してみたが店のほとんどにシャッターが下りていた。今日は月曜日だが、祝日休みなのかしら。(最初はそう思ったが、おそらくシエスタの時間だったように思う。)

シャッター閉まってる
シエスタ(昼寝)のためだと思われる

ホテルに着いてインターフォンを押すと、しばらくして初老の女性があらわれた。「ヨウコソ、イラッシャイマセ」
唐突に日本語が飛んできて驚いた。彼女はいま日本語を勉強しているらしい。英語も堪能で素晴らしい向上心だと思った。人間、幾つ歳を重ねても勉強である。2階に上がり、アルヘシラスの町の説明を受け、チェックインを済ませる。
部屋に案内してくれている途中、「あなたはラッキーです」というので理由を聞くと、値段そのままで部屋のグレードをアップしてくれたらしい。これは思ってもいない幸運だった。もちろんグレードアップするのは自分の部屋でなくても良かったはずだが、おそらく日本好きの彼女が贔屓してくれたのだろう。プライベートシャワーにキッチン、ソファーが付いてきた。最高すぎる。

本日の宿
キッチンあるのが最高!

落ち着いてから、市内を歩いてみた。スーパーを見つけ、卵6つ入り一箱、ハム、玉ねぎ、ポテチを買い込み、寄り道をしてホテルに戻った。夕食の準備をする。
自炊をするのは久しぶりでギリシャ以来ではなかっただろうか。エジプト、チュニジア、モロッコにいると物価が安いため、外食した方が安上がりだったりするので全く料理はしなかった。数ヶ月前に買ったパスタが一食分余っていたので、コンソメ味のパスタにした。たまには手作りもいいなと思った。

中心広場
パスタ
遺跡もある

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