祖母の美容室のエピソード③
明治生まれの祖母アキが昭和元年に出店。
結婚後、若くして寝たきりの病人になった夫を看ながら店を営業していました。
朝からいらっしゃる2番目のお客様は、アキが洗濯物を干しているのを見て、「その洗濯物は、私が干すから、あなたは1番に来た方の髪を始めて…」と家事をしてくれる。
仕事中に、奥の部屋で寝ている夫がお水を欲しがるのを聞いて、仕事の手を止めて夫に水を届けようとすると、待ってるお客様が、「私が持って行くから、仕事続けてて」と言ってくれる。
そんな感じでお客様が自ら率先してアキの生活の支援をしてくれたから、仕事がたくさんできたみたいです。
昔ながらの田舎のパーマ屋さんって人情味あっていいなあ〜
#美容室 #パーマ屋#人情味#お客様の支援
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