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吉野敏明さんの新著「医療という嘘」/5章洗脳を解き、食を正せば、日本は良くなる⑤/日本国憲法は革命で生まれたというでっちあげの「八月革命説」!?

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■前回のお話

続きものなので全体を通して読むと面白いですよ(^。^)

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一人の自らの保身のために八月革命説が説かれた?


吉野さんは様々な活動、講演をハーバート大学、ミラノ大学、タフツ大学、大連大学附属中山病院、オーストラリア、台湾、香港、韓国、中国等で行ってきた。そうした実績を積む中で、日本という国家が抱えている根本的ば病が見えてきた。

医学部では東大理III出身の医師が医学会を牛耳っている。東大法学部出身の上級国家公務員試験を通過してエリートコースを歩んできた一番偏差値の高い人たちが、最強官官の財務省(旧大蔵省)に入り、ヒエラルキーのトップに立っている。歪んだ権力構造だというのはこれでわかるだろう。

「日本で一番頭のいい」とされている人々が、今の日本国憲法対して、米軍に占領されたこと=革命と捉えた「八月革命説」を信じ込んでいる。


「八月革命説」とは、憲法学者の宮澤俊義東大教授が提唱した説だ。日本国憲法は、日本政府がポツダム宣言を受諾した1945年8月に「革命」が起きて、日本の国体は根本的に変革されたという、荒唐無稽な憲法解釈なのだ。

これは宮澤教授が、占領軍によって公職追放され、果ては投獄されてしまうという恐怖から、これまでの態度を180ど変えて考え出した憲法解釈だと見られている。

日本国憲法は革命によって生まれたとする宮澤教授説を鵜呑みにしているのが東大法学部で、宮澤氏後もそれは変わっていない。

そんな東大法学部出身の霞ヶ関官僚たちが日本のトップに君臨し、官僚主義の論理によって国民をミスリードしてきたとしたら、彼らはアメリカの忠実な番犬だといっても間違いではないだろう。


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