見出し画像

和の心コズミックスピリット52

+++

■様々な意味が込められている『わの国』を表す当て字


『わの国』を表す漢字の『和』や『倭』は当て字です。意味的には調和の『和』やつつましさを意味する『倭』は、日本を表すのにぴったりな漢字が当てられていますが、音であるこの『和』や『倭』よりも、原義に忠実に当てられた訓である『環』や『輪』の方が、和語の『わ』のもつ本来の概念をそのまま表しています。

『わ』という国名のあった我が国は奇しくもその言葉の通り、輪の力によって心を培ってきたのではないでしょうか。

『わ』になることで人には『倭(つつましさ)』が生まれ、国にも『和』が生まれる。それが私たちの伝統なのではないでしょうか。


+

■上下関係がありながらも『平等』が存在する世界的に例外でしかなかった日本


十九世紀の幕末に初めて日本を見た西洋人の手記によると、彼らの目には当時の日本社会はとても希有な社会に映っていたことがわかります。

アジアだからという理由ではなく、アジアの他の国や世界中の国々を見た彼らにとっても、極めて例外的社会と見えていたようです。

ことに日本社会の『平等』的性質は西洋人に少なからぬ衝動を与えていたことが伺えます。

絶対専制支配が行われている日本において、個人は時に立憲的なヨーロッパの諸国家においてよりも多くの権利をもっていた

プロイセン使節団、ラインホルト・ヴェルナー艦長『エルベ号艦長幕末記』金森誠也、安藤勉訳

金持は高ずらず、貧乏人は卑下しない。…ほんものの平等精神、われわれはみな同じ人間だと心から信じる心が、社会の隅々まで浸透している

『日本事物誌』高梨健吉訳


主人と召使との間には通常、友好的で親密な関係が成り立っており、これは西洋自由諸国にあってはまず未知の関係といってよい

フランス海軍士官、E・スエンソン『江戸幕末滞在記』長島要一訳


外国の専制支配による社会は権力によって下層階級が虐げられる傾向が当たり前であったのに対し、なぜ日本がこのような性質が存在したのでしょう。

日本がこうした性質を持ち得たのは、社会制度以外の何かの力が日本社会に働いていたとしか考えられません。

(続く)


+++

■過去記事

続きものになっているので、興味がもてた方は最初から読むとより面白いかと思います(^-^)

+++

■関連書籍と記事の紹介

五六七の仕組み 日月神示が予言する日本と世界の未来

つい最近出たばっかりの新刊です。週に2~3回ペースで更新していくのでお楽しみに(^-^)

+++

ガイアの法則

これからは日本の淡路島、明石の東経135度線が世界の中心となる…。これは世界、宇宙の法則であるスピンにそれが証明されているという千賀一生さんが実際に体験したチャネリングより記された一冊です。

+++

日月神示解釈本:中矢伸一

千賀一生さんを紹介していた、主に日月神示の解釈本を書いている中矢伸一さんの書籍です。今の感染症の時代を予期していたかのような内容が書かれているのが興味深いところです。


応援ありがとうございます(*^-^*) この応援資金で今後の活動資金に当てさせていただいて、より充実した記事の作成を頑張らせていただきたいと思います。