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いっしゅうき 2021.07①

2021.06.30 WED
204日目です。昨日までの流れで『ブラザーズ・クエイ短編集Ⅲ』を観ました。なんとか配信終了に滑り込めて安心しました。

ついったにもあるとおり、ⅢはⅠ、Ⅱと比べると実写色が強く、また陰鬱度合いが跳ね上がっており、個人的には非常に好きな作品集でした。収録作品は「櫛(眠りの博物館から)」(1990年)「人為的な透視図法、またはアナモルフォーシス(歪像)」(1991年)「不在」(2000年)「ファントム・ミュージアム ヘンリー・ウェルカム卿の医学コレクション保管庫への気儘な侵入」(2003年)の4作です。

筆者イチオシは「不在」です。こちらほんとうに不安になる作品で、ひたすら鳴り続ける金切り声の混じったようなサウンドと、反復される狂的な行為、始終灰色の画面に、心がひたすらに追い詰められていく感覚が恐ろしいながらたいへん魅力的な一作でした。たいへん抽象的な作品ではあるのですが、なにごとかに追い詰められているときのあの落ち着かない、泣き出しそうになるような焦燥感がこれでもかと想起されます。実際に追い詰められているときに観てしまうとさらに追い詰められてしまうかもしれません。少なくとも筆者は追い詰められました! だれかかわりに原稿やってくれ。
焦燥感、恐怖感のなかにもどこか哀切さが漂う、深いところにある感情が揺さぶられる作品でした。おすすめです。みんな締切がやべえときの気持ちを味わえばいいんだよ「不在」でよ。

2021.07.01 THU

2021.07.02 FRI
206日目です。お風呂は~いろ!と思い廊下の電気を点けたら、2個ある電球のうちひとつが、通電直後に「バチン!!」とものすごい音を立てて切れました。2年前くらいに同じ電球で同じことが起きたおぼえがありますし、風呂場の電球にいたっては2回ほど同じことが起こった結果、真っ暗ななかでも洗顔~洗髪までをこなすスキルを手に入れました。あまりにも風呂場の電気が切れるので、怒りに任せて「風呂場の電気が半年くらい切れてる」みたいな短歌をつくったような気もします。どんな歌だったかはちょっと忘れました。電球かえるのめんどくさいんだよな。もうひとつのほうも切れてしまってから交換を視野に入れたいと思います。

2021.07.03 SAT
207日目です。少しまえに「足が痺れてやばいぉ」という内容の日記を書いた記憶があるのですが、本日も信じられないくらい足が痺れて動けなくなる寸前になってしまったので、先日ドラッグストアで購入した安い湿布を大量に足へ貼りました。まだ貼って間もないですがすでに足が! とっても! 楽です!! いやあびっくりしちゃった。湿布ってすごいですね。ただこのペースで湿布を使い続けると5日くらいで全部使い切りそうなので、誠に遺憾ですが財布と相談しつつ左足と和睦していきたいと思います。

2021.07.04 SUN
208日目です。アイスココアのコップに小指を引っかけた結果、ひとくちも口をつけていないココアの2/3くらいをカフェのテーブルにぶちまけてしまい、休憩時間30分のうち20分くらいを片付けに費やしました。これが”惨め”という感情か~と思いました。しばらくはココアのにおいは嗅ぎたくないです。

2021.07.05 MON
209日目です。結局今日もアイスココアを頼んでしまいましたが、倒さなかったのでよしとしたいと思います。

2021.07.06 TUE
210日目です。友人に「いやあ湿布ってすごいね!」という話をしたところ、「塗る湿布がおすすめだよ!」と熱く優しく教えてもらいました。情報提供たいへんありがたかったのですが、筆者の言えた筋合いでないことは重々承知なんですけども、あの、湿布ヘビーユーザーになるには……俺たち……若すぎないか……?

ほんとうにありがとうございます。いただいたものは映画を観たり本を買ったりご飯を食べたりに使わせていただきます。