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「任せて終わりというよりも、一緒に仕事している感覚」株式会社ミクシィ みてね事業部様-UZUMAKIクライアントインタビューvol.2

UZUMAKIのクライアントであり、家族向け写真・動画共有アプリ 家族アルバム「みてね」を提供している株式会社ミクシィ Vantageスタジオ みてね事業部の酒井さん、尾関さんへのインタビュー。

サービスが成長し続ける中、ユーザーニーズへの対応や技術負債の解消など複数の課題の優先度を常に意識しながら走り続ける開発現場においてUZUMAKIがどのような役割を担えているのか、お話を聞かせて頂きました。

-今回UZUMAKIで関わらせて頂いている「みてね」のサービス概要について、簡単に教えていただけますか?

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Vantageスタジオ みてね事業部の皆さま

酒井さん(Vantageスタジオ みてね事業部 開発グループ マネージャ※以下敬称略):

「みてね」は写真と動画の共有を中心にした家族向けのコミュニケーションアプリです。家族向けのSNSとも言えますが、通常のSNSと違うのは、まず家族間で使われるのでクローズドでプライバシーが守られるという点。

また、SNSで共有した写真や動画は流れていきますが、みてねでは蓄積されて子供の成長や家族の思い出をアルバムとして振り返ることができる点が特徴であり価値と考えています。

さらに、それをフォトブックやDVDにすることで、アプリの外でも思い出を分かち合うことができます。

-みてねのサービスを展開することで解決したいユーザーの課題や、そこへの開発者としての想いを教えてください。

酒井:家族内のコミュニケーションに特化した今までにないサービスなので、企画や開発にあたって「ユーザーになりきって想像力を働かせること」が非常に重要だと考えています。

例えば、FacebookやインスタグラムなどのSNSに当たり前にある「いいね」機能がみてねにはありません。

みてねが20年30年続いたとして、例えば「自分の親が亡くなった」ということがあったとしたら。
その時、過去のアルバムに親からの言葉が残っていることには、いいねが残っていることに比べて非常に大きな価値がありますよね。

もちろんいいね、を否定しているわけではないし今後検討する可能性もあり得ますが、少なくとも「家族の思い出、コミュニケーション」において価値のある体験は何なのか、どんなシーンを想像するのか。その観点を非常に重要視しながら慎重に進めています

-ありがとうございます。尾関さんの観点からはいかがですか?

尾関さん(Vantageスタジオ みてね事業部 開発グループ SREチーム※以下敬称略):

ターゲットが「家族」ということで、UIも世代問わず使いやすいものである必要があります。おじいちゃんおばあちゃんも直感的に使えるようなサービスを目指していますね。

また、技術面でもチャレンジングな課題は満載です。例えばみてねに投稿されるコンテンツは動画や写真などリッチなデータであり、それをスマホ上でスムーズに閲覧できる必要があります。

海外展開も行っている中、インフラが日本にある状態でユーザーにストレスなくアプリをいかに使ってもらえるか。特にレイテンシを感じさせないようにするにはどうすれば良いか。さらに莫大なデータのコストをいかに抑えるか。
ユーザーがアップロードした写真・動画は過去も含めて「思い出」なので消すことも基本的にできません。総じてとてもチャレンジングです。

単純に画質を下げることでファイルサイズを減らしデータのコストを抑えれば、ユーザー体験が損なわれる恐れがある。どうすれば両方を担保できるのか・・などの悩みはつきませんね。

-サービスのコアバリューにとても真摯に向き合っていらっしゃることがわかります。ちなみに今回、UZUMAKIに声をかけていただいた背景にはどんな課題がありましたか?

尾関:サービス開始から6年目に入り、成長に伴ってやりたいことはどんどん増えるけれど手が足りていない課題があり、UZUMAKIの取り組みをnoteの記事で見て声をかけさせてもらいました。

酒井:まず直近の課題としてあったのが、Rails 6へのアップデートでした。中長期では重要な課題なのですが社内のリソースを一定期間割いて実施することには躊躇していました。また、対応するにはRailsについての知識も重要です。UZUMAKIのエンジニアさんはRailsの知識はもちろん、豊富な経験もお持ちだったのでお任せできるのでは、と考えました。

-今回1ヶ月のお試し期間を経て、UZUMAKIに継続発注を頂いています。継続して頂けた決め手はなんでしたか?

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酒井:単に調査や作業の結果報告をするだけではなく、どう考えたかの思考の過程や、新たな課題が出てきた際の気づきなど丁寧に共有してくれた点がすごくよかったです。

また、こちらにも意見を求めてくれつつも、基本的にはUZUMAKIさん側から解決策を提案してくれたのも助かりました。UZUMAKIの山田さんがメインで対応・レポートしてくださったのですが、例えば「ここでこんなワーニング出てました。これはこの段階でこう解決しましょう」など提案や優先順位の付け方も思考してくれて。

そのおかげで非常に進めやすかったです。今後もお付き合いする意味があるなと思えました。

-非常に嬉しいお言葉です。関わっているUZUMAKIメンバーは実際どういう気持ちで取り組んでいましたか?

山田(UZUMAKI):DocBaseなどに思考プロセスを書くようにしていました。みてねチームの皆さんへの共有はもちろんですが、UZUMAKIのメンバーも共有したり相談しやすくする目的もありました。書いておけば誰かがハマったりすることが減るし、チームでより良い解決策を出せる可能性が高まるので。

工藤(UZUMAKI代表):UZUMAKIの強みは、様々な経験を積んだ人材が「チームで価値を出せる」ことだと考えています。山田さんがインターフェースになりながらも、後ろにはそれを支えたり、共に思考するチームがいることで、よりよい解決に近づける。

今(UZUMAKI CTO):特にRailsについてUZUMAKIメンバーはいろんな会社やプロジェクトで経験を積んだノウハウがあるので、「ここでハマりやすい」というような勘所がわかっています。それを今回生かすことができたなあと思っています。


-今回、”納品のない受託開発スタイル”で開発をさせて頂いていますが、このスタイルだからこそうまく行った、解決できたと思うところはありましたか?

酒井:みてねのチームはアジャイル開発でプロジェクトを進めており、最速で価値のあるものを形にしていくという考え方で仕事をしているので、UZUMAKIさんのスタイルはマッチしやすいと思いました。
今回Rails 6へのアップグレードをお願いしましたが、もちろん一気にできるわけではなく既存チームの状況をみながら徐々の対応になるので、特に会話を重視しながら進めていく今回のスタイルはうまく行っていると思います。

尾関:UZUMAKIさんに任せて終わりというよりも、一緒に仕事している感があります。同じプロジェクトの別チーム間でレビューしあって進めているような感覚なので、違和感が少ないですね。


-基本リモートで開発を進めさせて頂きましたが、どう感じられましたか?

酒井:コロナ禍による在宅勤務推奨もありみてねチームも完全にリモートでしたが、UZUMAKIさん側がリモートに慣れていることもあって契約からプロジェクト進行まで滞りなく進んだと感じています。特にリモートだから困ったとか、課題に感じたところはなかったですね。

尾関:一度もリアルでお会いしていないので、落ち着いたら飲みに行きたいですね(笑)。


-UZUMAKIとプロジェクトを進めて頂いて、期待されていた部分は達成されましたか、もしくはされそうですか?

酒井:Rails 6のアップグレードについてはまず、達成されるだろうなと思っています。今後はフロントエンドも含めアプリの一部の機能も依頼させて頂くつもりです。外部のチームとのこういう形での取り組みは初めてなのですが、うまくワークしていけるといいなと。

工藤:UZUMAKIにはサーバーからフロントまでスキルのある人材が揃っているので、今回のようなお取り組みができるのは非常にありがたいです。UZUMAKIとしても良い事例になるよう、頑張っていきたいと思います。


-UZUMAKIやUZUMAKIメンバーについて、良かったところがあれば、ぜひ教えていただきたいです!

尾関:みてねのslackに、#times-uzumaki というチャンネルを作ってログを流しながら作業して頂いたのがよかったですね。UZUMAKIさんからの提案で行ったことですが、流れている作業ログを見ることで状況を把握できました。

酒井:Rails 6にアップグレードする途中で起こった副産物として、ワーニングが出ている箇所の対応や、今後やっておくとよいだろう、というようなものもいくつかプルリク(Pull Requestの略。エンジニアの仕事の中心となる作業で、自分が更新したプログラムのコードを承認してくださいというリクエストのこと)を出してもらっていて、すでにマージ(プルリクエストを承認して、現場のプログラムに組み入れること)してもらってるものもあります。おそらく内部のメンバーなら、すぐに問題にならないものはいったん置いておく、という対応になってしまうので手が回らないところをカバーしてもらえて助かりました

工藤(UZUMAKI):外野は外野だからこそできることがあると思っています。みてね事業部のメンバーは事業の利益に直結する課題について最優先で動く必要がありますが、UZUMAKIは逆に業務知識がない分、緊急性よりも中長期の重要性にコミットできればなと。


-UZUMAKIが活きそうな案件にはどんなものがありそうですか?もし思い浮かぶものがあれば、ぜひご経験豊富な開発者目線からご意見を頂いてみたいです。

酒井:サービスがある程度の規模になり、さらに成長させて行くようなフェーズでUZUMAKIさんの強みが活きそうですね。レガシーなコードをよくしていくとか、ミドルウェア、フレームワークを新しくするなどの対応はどうしても後回しになりがちなのですが、UZUMAKIさんは経験も豊富だし、勘所もわかっているので安心してお任せできると思います。

また、事業を継続していくためにはどれだけスピードを持ってアイディアを実行できるかが重要なのですが、どうしても直近の課題や施策に目が行きがちです。緊急ではないけれど将来的にやりたいことのプロトタイプを作ってもらうとか、技術調査をしてもらうなどの活かし方もありそうですね。


-UZMUMAKIへの発注を検討している方へ、よろしければ一言頂けますでしょうか。

尾関:信頼できる人たちなので何を任せても大丈夫だと思います!

酒井:普通に会話をしていても面白い人たちですね。外注先というよりはチームメンバーとして楽しく一緒に仕事をできる人たちだと思います。悩んだ時に気軽に相談できるような空気も作ってくれているので仕事も進めやすいです。

-本日はお忙しい中ありがとうございました!


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UZUMAKIの取り組んでいる納品のない受託開発、についてはこちらのnoteをぜひご覧ください



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取材・TEXT:asanta (UZUMAKIディレクター)

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株式会社UZUMAKIです。主に代表の工藤が投稿してますが、ほかのメンバーもたまに投稿します。https://uzumaki-inc.jp/ 受託開発を生業としてますが、リモートワークを通じて、今までにない組織形態での働き方を模索、実践しています。

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