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UZUMAKIメンバーインタビューvol.3 エンジニア だいそんさん

UZUMAKIにいるメンバーのことや仕事への思いにフォーカスするUZUMAKIのメンバーインタビューvol.3。今回は2021年からUZUMAKIにジョインしたエンジニアの齋藤さん(以下、だいそんさん)に、これまでのキャリアやご自身のことに加えて、UZUMAKIでの働き方や今後の思いを伺いました。

名前:齋藤 大地(あだ名:だいそん)新卒で金融系SIerの現場に参画後、想像とかけ離れた世界だったためWeb系にジョブチェンジ。零細企業のCTOを経て、現在は受託開発をメインにしつつプログラミング教育事業の運営・開発にも関わっている。2021年よりUZUMAKIにジョイン。得意領域はRuby on Railsではあるが、React、Vueなどのフロントエンドも触る。趣味は海外旅行、ゴルフ、筋トレ。

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これまでのキャリアについて

私は大学で法学部を専攻した後、新卒で金融系のSIerの現場でのシステム開発や、タブレット端末を用いて、保険料の計算や提案を行うシステムの開発などに5年半ほど携わりました。

その後、知人が起業したWeb制作の会社に転職したことをきっかけにWebの領域に携わるようになりました。SIer時代から個人でAndroidやiOS、Ruby on Railsを用いたWebアプリを開発をしていたことが目に留まって声をかけられ、スタートアップ企業でのWebサイトや自社サービスの開発も経験しました。

当時の会社は社内で技術周りの領域に触れていたのが私だけだったため、いきなりCTOに就任しています。

その後、2019年4月にチームでの開発も経験したいと思い、プログラミング教育の事業を運営する会社にサービスに転職し、サービスの立ち上げから携わりました。

現在はプログラミング教育事業を個人で開発・運営しながら、UZUMAKIのメンバー(※1)として参画しています。これまでUZUMAKIでは、家族アルバム みてねと、物流系サービスのプラットフォーム開発などに携わりました。

※1 UZUMAKIでは独自の組織文化があり、フリーランスや副業として参画するメンバーで構成されます。

UZUMAKIに入ったきっかけは?

UZUMAKIに入ったのは2021年の4月頃、UZUMAKI代表の工藤さんとの出会いは2017年頃で、CTO時代に行ったiOSの勉強会で工藤さんと知り合ったことが始まりです。

工藤さんと出会って2〜3年後に共通の趣味である筋トレのコミュニティに誘われたことがありまして。その後、アプリやSNSで工藤さんや他のメンバー同士で筋トレの報告し合った後、工藤さんからUZUMAKIにジョインして欲しいとオファーがかかりました。

当時はプログラミングスクールのサービスが成長してきたのもあり、他のコミュニティにも足踏み入れてみようと考えていたこと。また、工藤さんやCTOの今さんとも面識があり、2人がいる会社なら大丈夫と感じたためジョインを決めました。

私は当時UZUMAKIの内情を知りませんでした。しかし、面識がある人と仕事を行えることや、トライアルメンバー制度という互いの期待値の調整や価値観の確認ができる期間があるため、安心してジョインできました。

UZUMAKI内のプロジェクトで苦労したこと・やりがいを感じたことは?

今までUZUMAKIでやってきたプロジェクトの中でも、家族アルバム みてねのサービスを開発中に起きた課題解決は、今でも印象に残っています。

課題解決は大変でしたが、当時は自分の領域よりも一歩先に踏み込んで業務に向き合い、検証しながら問題を解決できました。

みてねは写真が主体のサービスなのですが、一部の写真だけうまくトリミングされない不具合報告があり、そのissueを私が担当することになりました。

結果的にはみてね本体のソースコードではなく、サードパーティ製の画像処理ライブラリ側の不具合に起因する問題でしたが、このバグを究明するまで非常に苦労しましたね。アプリケーションコードをひたすら読んだもののどうもバグ・考慮漏れはなさそうだったんですよね。色々と調査していく中で、アプリから画像処理ライブラリを呼び出す際のとあるオプションが今回のバグに関係していることが分かりました。そこから「アプリケーションコードではなくライブラリ側の問題ではないか」という仮説を立て、その仮説を実証するために愚直に原因の切り分けを行っていきました。結果、やはりライブラリ側の問題であることがわかり、そのバグを考慮したパッチをあてることでこのissueを解決しました。 アプリケーションコードにバグがあると思いきやサードパーティ製のライブラリにバグがあった、という稀に遭遇するパターンですね。

もちろん、頭を抱えながら作ったサービスだからこそ、実際に使っている人を見るとよりやり甲斐を感じます。

私自身も子供が居てみてねを利用しているユーザーでありファンでもあるのですが、普段使ってるアプリの開発に携われること、UZUMAKIを通して自分の作ったサービスが多くの人に使ってもらえるシーンが見えるようになり、仕事のやりがいや面白さを感じています。

さまざまな技術触れることもエンジニア職の魅力のひとつです。得意領域はRuby on Railsですが、 ReactやVue.jsなど手広くやれています。

※みてね事業部様のUZUMAKIクライアントインタビューもぜひご覧ください


UZUMAKIの仕事の進め方で特徴的なところはありますか?

UZUMAKIはクライアントと一緒に要件定義をすることが多いと感じます。

UZUMAKIは決済周りなどの比較的難易度が高い仕事をすることが多く、過去にも同様の要件に対応するプロジェクトがありました。プロジェクト進行中は大まかなイメージを伝えることはできますが、徐々に細かい業務フローや管理画面周りなどに不明確な部分が生まれます。

不明確な要素は要件に書いていなかったり、クライアントも思い出せなかったりする内容なのですが、このような不明確な部分を定例ミーティングやSlackなどで洗い出しながら要件を詰めながら進めることが多いです。

そうすることで「新しい決済方法を追加する」という大まかな要件から、2~30個程の作業可能な課題に落とし込むことができ、滞りなくプロジェクトを進められるようになります。

あくまで私の推測ですが、クライアントもあえて大まかな内容で依頼をしてくれることも。こういったクライアントとは比較的長い付き合いで過去に実績があるからか「UZUMAKIさんなら任せられる」と信頼されてる感じがします。

細かい作業に留まらず、要件定義から一緒に関わっていくのは業務委託という枠を超えて、まるで同じ会社のメンバーとして一緒にプロダクトを作っている感覚があり、やり甲斐を感じています。

業務で気をつけていることはありますか?

課題解決時には幅広い視点を持って向き合うこと、技術面では可読性や保守性が高いコードを書くこと、を意識しています。

プログラムはさまざまな人がメンテナンスしていくため、自分書いたコードを他の人が変えることがあります。長期的目線で多くの人が開発に携わることを考慮して保守性、可属性が高いコードを書くことは大切だと考えます。

また、オンライン上のコミュニケーションをとっていると相手の素性や顔が見えづらい傾向にあるため、和やかに仕事ができるようコミュニケーションに気を遣うようにしています。UZUMAKI内ではムードメーカーの役割も担えているかもしれません。

だいそんさんから見た UZUMAKIのコミュニティは?

UZUMAKIのメンバーは物腰が柔らかい人が多いです。コードレビュー時も相手の気持ちを考えて言葉を選んでいる人ばかりのため、心地よくコミュニケーションがとれています。

技術的なプロフェッショナルの集まりなため、さまざまな現場を経験してきた人たちのため、 困ったことがあると誰かしらが答えてくれることが特徴だと感じます。

先ほどの苦労話の中ででたサードパーティ製の画像処理ライブラリに起因する問題の調査時も、UZUMAKIの他のメンバーに相談しながら作業を進めることができました。UZUMAKIにジョインした後は技術を切り売りせず、情報をシェアし合えているという実感があります。ギブの精神は大切です。

また、UZUMAKIはフリーランスの集まりですが、我が強い方は少なく主張するべきところは主張する人が多いこと。時間意識が非常に強いメンバーが多いのが他とは大きな違いです。打ち合わせも15分程度の短い時間で効率よく決められることが多いです。

だいそんさんから見た業務外のUZUMAKIの印象は?

UZUMAKI内では、多くのフリーランスの方が抱きやすい疎害感や孤独を感じたことはありません。

技術面はもちろんのこと仕事以外の発信も多いですし、私も趣味の筋トレや健康のことをメンバーに発信しています。

また、オンラインでのコミュニケーションだけではなく、有志のメンバーでワーケーション旅行にいったこともありました。普段の業務以外にさまざまなシーンでコミュニケーションを深めることはとても大切です。

だいそんさんがUZUMAKIで行っている価値提供

UZUMAKIはプロフェッショナルの集まりですが、私はどちらかというとジェネラリスト寄りな気がしていて、なんでもやらないといけないという新規事業の立ち上げを前職のスタートアップで経験していたことがUZUMAKIでも活かされていると感じます。
前述の通り私の主な技術領域はRuby on Railsではありますが、React/Next, Vue/Nuxtなどのフロントエンドの開発経験もあります。RDBだけでなくFirestoreのようなNoSQLでの開発経験もありますし、インフラの話も多少はできます。

このように"なんでも屋"的な性質上、一つのプロジェクトを横断的に見ることができている気がしますね。バックエンドとフロントエンド双方のPRをレビューすることでよりスムーズに開発を進められたり、というのはあると思います。

他には単純に色々な話についていけるというのも"なんでも屋"のいいところかもしれませんね。「バックエンドのことはわかりません」だったり「フロントエンドのことはわかりません」ということは自分としては基本ありません。チーム内での色々な会話に介入していくことで状況を整理し、状況に応じた提案をメンバーに共有する、のようなことはできているんじゃないかなと思ってます。

1日のスケジュール

UZUAMAKIでの稼働日は以下のようなスケジュールで働くことが多くなっています。

7:00 起床。
7:30 業務開始。朝できない時は夕方以降に作業することも。
8:30 子供たちを保育園に送ります。
9:00 UZUMAKIの福利厚生のひとつであるUZUMAKI筋トレ開始。※zoomでオンラインのパーソナルトレーナーとzoomをつないで行うスタンスです。9:30頃にシャワーを浴びてその後始業準備を行います。
10:00 シャワー浴びて始業。開発タスクがある時はひたすら開発を行います。ミーティングがある日はミーティングに参加(週2日程度)。デイリースクラムというデイリーの打ち合わせも行う。
12:30 昼食。
13:30 午後の業務開始。バランスボールで腹筋などを行いながらトレーニングを行うことも。
17:00 子供の保育園のお迎えに。その後、業務終了をする日もあれば19時頃まで行うことも。

UZUMAKIでは正社員制度を取り入れていないため、始業と終業の時間は決まっていません。私の場合は合意した工数があるため、1週間単位程度で調節して業務を行っていますが、上記のスケジュールで業務を行うことが多いです。

今後のUZUMAKIに求めること

私は昔から海外が好きで、さまざまな国に行きたいという気持ちもあるため、今後はUZUMAKIにで海外拠点ができると嬉しいです。

現在は英語に自信をつけるために、UZUMAKIの福利厚生にある英会話のレッスンも受け始めました。今後も都合がある時は参加したいと思ってます。

また、UZUMAKIにジョインして驚いたことは、業務委託契約でも社員なのではないか、というくらい福利厚生が使えることです。

他のメンバーとも話をしていましたが、福利厚生を通してUZUMAKIのメンバーのクオリティが上がっていっている気もしますし、福利厚生も充実しているため、正社員ではないかと錯覚することもあります。


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