#自分と向き合うシリーズ「映画・本・枠」


おひとり様万歳。

初日の昨日は
・一件お仕事済ませーの
・午後から映画「君はどう生きる」鑑賞
・夜のアマゾンプライム用に中食材料を購入
・わんこ散歩に帰る

帰宅してはたっと気が付く。

いや、わんこの世話が終われば、またわたしは自由の身だぜ!!

ということで、中食材料は翌日回しにして、
わんこの晩御飯を済ませ、いそいそとまたお出かけ。

わんこの晩御飯も勢いで作ってきたけど、最近夏バテなのかこはくが食べない。
なので、カリカリフードにお肉のフード乗せたった。フン

もう適当マックス(笑)

で、noteのこの記事に出逢い「本屋さんへ行かねば!」
と思ったのが、外出になった動機。
近くの駅に行けばきっとあるだろう。
でも、暑いしな。
ってことで、映画館のあったイオンへまた行く。
芥川賞受賞作品は本屋の店頭にあってすぐ見つかる。
そのままフレンチトーストのお店へ。

ここはいつも空いてるから(笑)
本を読むには絶好のポイント。

で、読んでいたら。。。

わたしはわたしの小さな世界で暴れていただけで、溺れてもいなかったな。

そういえば、介護の仕事をしていた時、似たような境遇の女性を担当したことがあったことを思い出した。
彼女はすでに年齢を重ねていたが、この本の筆者は全然若い。
もしかしたら、彼女も筆者のようなことを考えていたのかも知れないな。

時間が限られていて、そのくせやることが多く、会話するチャンスがなくて彼女と深く関われなかった。
でも、深くなくていいのかも知れない。
気難しく、誰でも彼でもいいわけではなく、合うあわないがあるから。

比較的、わたしは気に入られていたようで、介護手順以外の話をしてくれた。
わたしの方に聞く余裕がなかっただけだ。

ベッドから、車いすに移譲し、トイレに介助。
バランスで立位をとり、丁寧にスカートをめくってショーツをずらす。
この作業はこっちの体が上下するタイミングで立位のバランスを崩す可能性があるのだ。

なので、彼女と呼吸を合わせて、絶妙なタイミングをとる必要がある。
角度が大変重要でね。

ま、言うとおりにやるだけなんだけどね。
それを理解するのには経験が必要でね、どんなに様子を先に聞いていても実際やるのとは大違い。

一歩間違うと、彼女は二度と立位が取れなくなる可能性を秘めているから・・・

ま、ほんとに緊張する怖い形ではあった。

だからこそ、出来るようになると依存が発生し、仲良くなるとこれまたお別れが厳しくなるのだ。

この方と触れ合うようになって、介護の限界を勝手に感じていたかな。

彼女が心から「よし!」って思うことがきっとしてあげられないし、自分でも常にもどかしい思いをしているのだろうなーと感じるから。

そんな中でも、わたしの天然キャラで彼女は時々大きな声で「わはは」と笑うことがあった。
その顔が好きで、笑わせようとするけれど全然で。

彼女の両親は筆者と同じように、遺産をたくさん残して亡くなったようだ。
家は立派で、彼女が必要とするリフトやらはちゃんと装備されている。

死ぬまでの必要経費をちゃんと残したみたい。

まるで、この本の中の人見たい。
ただ、ハンチバックではなかったことが違う人だと分別する材料になった。

自分の体に自由がないってこと。
本気で考えたこと、なかったな。

なんか、我慢とかなんとか言ってたけど「そんなもん」って言われた気がした。
まして、そんな彼女をわたしは実際介護していたのに、すっかり忘れていたのだもの。
自分の枠から出れてないないって。

彼女は常にイラついていた。
ほかの職員はできる限り触らぬ神に祟りなし状態で接してた。

わたしは天然ポンコツなので、だからそれはできませんってことでも「ハイどうぞ」としてしまう(笑)

やってみてよとか言ったりした気がする。
その度に彼女は笑っていたような。。。。

思いだせたおかげで、自分の小ささに改めて気づかされた。

自分の小さな枠から大きくはみ出せ!!
知ってるつもりになるな!!
そんな感覚になった出来事だった。

今回の3日間の自由も、出来ないと思い込んでたことを今一つひとつやってる。
とは言え、今パソコン立ち上げて明日の準備してるから、まるっきり自由に遊んでるわけではない。

夜の外出なんてさ、、、
やればいいじゃん(笑)

朝ごはんのフルーツ化も、、、
やればいいじゃん(笑)

好きなテレビも見ればいいじゃん。

なんか、ね、おかしくって。
そんなこと制限してるんだって(笑)

可愛くない?

ま、でもいつまでも一緒の時間を楽しめるかどうかなんてわからないから、今は同じことをやるようにしてるんだけど、結果退屈だから寝落ちするんだろうなって(笑)

昨日なんて、いつも寝落ちしてる時間にお風呂して歌って収録してたし(笑)
それからもなにやら飲みだして、本読んだりしてたもん。

よっぽど眠くなったのは23時過ぎてた。

なんだ、自分の時間もったいなく過ごしてたんじゃん。



改めて、気づいた。



同じ空間にいても、合わせる必要ないんだよ。
そんなことも感じたね。

ま、今夜と明日の夜とまだある。
そして、土曜日に退院できるかどうかわからないからもしかしたら週明けになるかもしれない。

イオンからの帰り道こんなことも思った。

一泊してこようかな。

わんこのお世話だけすればいいんだもん、
わたし、家にへばりついてる必要なんてないんだぜ!!!!

自分から自由になろうよ!!

ね!

帰宅して、計画を練ろう!!
って、帰ったらすっかり忘れてたけどね(笑)

これ書いたら、、、、、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?