私の嫌いな読書感想文

ブクログで読み終わった本の感想をレビューに書こうとするも、うまく書けない。考えがまとまらない。この感覚は、小学生の頃に読書感想文で原稿用紙とにらめっこしているのと同じ感覚である。(学生時代に発表資料を作成するために白紙のpptと向き合うのも同じ感覚かも。)

文章を書きだす前には、感じたことを紙に書き出すステップが私には必要だ。書き出した内容をグループ分けして、全体の構成を考える。このひと手間をかけるだけで、すらすらとそしてまだまともな文章が書けるようになる。

小学生の頃、私は読書感想文が苦手であり苦痛であった。本を読むのは嫌いではない、むしろ好きな方である。向き不向きがあり、自分には向いていないとあきらめていた。
机に座り、まっさらな原稿用紙に頭の中に思い浮かぶことをとりあえず書き連ねていく。どうやって原稿用紙3枚を文字で埋めるか、頭の中はそれしか考えていない。思いつくままに書くから、構成がまったくなっていない。思いついたことを箇条書きに、ばらばらと書いている感じである。文章のつながりがないから、内容がどれも浅い。

当時の私は下書きを知らなかったんだろうな。もしくは下書きしなくても自分は一筆書きで書けると過信していたか。いきなり原稿用紙に本番を挑もうとするからうまく書けなかったんだろ。何となくそんな気がする。

というわけでブクログ書く前に、自分の頭の中を紙に書きだしている今日この頃。

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