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<寄付報告>山口県「まぁくんハウス」を訪問しました!〜現地レポートと第二のまぁくんハウスについて〜

こんにちは。ウズ チャリティショップ清澄白河です。
「循環のウズで人も動物も地球もHappyに」をコンセプトとする当店。
当店では寄付していただいたお洋服を販売し、売上の一部を動物保護団体に寄付しています。現在は、売上の5%を山口県防府市の動物保護団体「まぁくんハウス」に寄付しています。

お店の仕組み

約5万円を「まぁくんハウス」と「まぁくんの家」へ寄付しました

7月末に山口県にある動物保護団体「まぁくんハウス」と、周南市に建設予定の第二の保護施設「まぁくんの家」に分けて55,621円を寄付しました。
この寄付を実現できたのは、多くの方々の温かい支援のおかげです。心より感謝申し上げます!

まぁくんハウス代表に集まった寄付をお渡ししてきました
建設予定保護施設「まぁくんの家」さんにも集まった寄付金をお渡ししました

動物保護団体「まぁくんハウス」とは

まぁくんハウスは、山口県防府市にある犬と猫の保護活動を行っている団体で、保護された犬や猫を里親へ繋げたり、里親の見つからない犬や猫の飼育をしています。
現在では約120匹の保護犬と約20匹の保護猫が暮らしており、ボランティアを含む8名でその活動に取り組んでいるそうです。

保護犬(元飼い犬)とボランティアさん

山口県は野良犬が多い地域です。
まぁくんハウスのある防府市の隣町である周南市は特に多く、例え首輪をしていても、殺処分されるまでの期限が保護されてからわずか一週間しかないそうです。
そのため、「まぁくんハウス」では、周南市で保護された犬や猫を、新たな里親につなげる活動をしています。

保護猫

訪問して感じた理想と現実の矛盾

昨年夏にこの施設を訪れたとき、保護されていた犬は75頭、猫は20頭でした。今年再び訪れてみると、犬は120頭、猫は15頭と、特に犬の数が大幅に増加していました。
ここで驚いたのは、保護されている動物の中に、野犬だけでなく以前は家庭で飼われていたであろう元飼い犬も含まれていたことです。

学校での教育を通じて、私たちは「生まれてこない方がいい命はない」という価値観を教えられてきました。しかし、現実は、殺処分のための税金が継続的に支出され、その実施数が減少する気配が全く見えません。
このような矛盾した現実を子供たちの次世代に引き継いでいくのかと思うと、胸が痛みます。

「まぁくんハウス」では寄付金を運営費用として活用します

私たちがまぁくんハウスに寄付した資金は、保護された動物が健やかに暮らせるための運営コストに役立てられる予定です。
まぁくんハウスでは、保護した犬や猫が健やかな生活を送れるよう、さまざまな処置を施しています。特に、保険センターから引き出した動物たちは、これまで一度も適切な医療を受けていないことが多いので、まず最初に避妊手術や必要な医療処置を行います。
ただし、そのためには医療費がかかります。具体的には初期の医療ケアは1頭につき約5万円。例えば10頭の動物を保護した場合、その医療費だけで50万円以上が必要となります。

殺処分を免れたものの保護された野犬は怯えて隅でじっとしている子がほとんど

また、医療費だけではなく、日々の餌代や、動物を引き取りに行く際の交通費など、さまざまな出費が発生します。現状、寄付だけではこれらの経費を賄うことは難しく、月々約100万円もの負担を、個人が補填する必要があるそうです。

Uzuは寄付金を通じて多くの動物たちが安心して過ごせる環境を実現する支えになれたらと思います。

周南市の保護犬を救うために「まぁくんの家」を建設開始

昨年末、まぁくんハウスのシェルターは収容能力の限界を迎えたそうです。保護犬は増える一方、さらなる動物たちを受け入れる余地はほとんどなく、このままでは心から望まない殺処分が始まってしまう・・・。
しかし、そんな絶望的な状況の中でも、まぁくんハウスのボランティアたちはあきらめませんでした。
まぁくんハウスさんのボランティアさんが立ち上がり、新たな保護施設「まぁくんの家」の立ち上げを決意しました。この新しい施設は、現在のシェルターとは異なる場所、周南市に設置する予定です。これにより、防府と周南間の往復の負担も大きく軽減されることが期待されます。

「まぁくんの家」の開設は、多くの動物たちが再び命のチャンスを手にするための、新たな挑戦です。Uzuからの「まぁくんの家」への寄付金も、建設費用として活用される予定です。
また、このプロジェクトを実現するための資金集めが9月29日(金)23:00まで、クラウドファンディングを通じて実施されています。資金は、新たな施設の建設費用として使われる予定です。
「まぁくんの家」クラウドファンディングページ

★店舗情報★
ウズチャリティショップ
東京都江東区平野2丁目3-16ー103
清澄白河駅 徒歩10分
営業日:木・金・日 12:00~17:00 土 10:00~18:00 

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お洋服の寄付は店頭で受けつけており、サイズアウトや趣味が変わって着なくなった、状態のいい洋服・絵本・靴を常時募集しています。
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循環のウズが、たくさんの人々に広がるよう、ご参加をお待ちしています。

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