ルースター・マン ミノとケリー
ルースター・マン番外編
ミノとケリー
俺、つまりブラックミノルカはまだ軍鶏の頃にケリー・コッカレルと出会った。
たまたま鶏舎が同じだっただけだ。
人間どもが蹴爪に剃刀を括り付けて闘鶏を楽しんでたんだ。
俺とケリーも闘わされた。
だが、なんでこんな人間どもを楽しませる必要がある?ケリーと目くばせして適当に軽い出血がある程度にやりあって逃げ出したんだ。
俺とケリーはジープに乗って追いかけてきた人間にとっ捕まり、麻酔を打たれて運ばれた。
次に目が覚めた時は俺とケリーは人間の身体を持っていたんだ。
「なんだ?こりゃ?」
同時に叫んだもんさ。
あんなに軽蔑してた人間になっちまったのかと思ったのさ。
続く
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