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小説、SSなど

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思いつきで書いたSS置き場です。
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2022年7月の記事一覧

感度3

「じゃあ今度は太もも!」
「えっ」
「崩れないように俺の肩につかまってろよ」

ジェノスは目を瞑るとサイタマの肩に両手をかけしっかりと掴んだ。

「触るぞ」
「どうぞ」声が震えている。

まず人差し指で軽く突いた。
「あっ」
声は上がったがそれだけだ。

「大丈夫そうだな」
「先生、待ってください。そこを刺激されると勃ってしまいます」
「んー、そうか。まぁ股間に近いしそうなるかもな」
「自制が効か

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感度2

「その最高感度でセッ○○したら…」
「俺は気絶します」
「そうだよな、手握っただけで腰が砕けたもんな。そうだハグはどうだ?」
「嫌な予感がします」
サイタマはいきなりジェノスに抱きついた!
「せんせ…ぐああああ!」

「ハグだけで気絶しちまったか…なんでクセーノ博士はこんな機能つけたんだ?」
弟子を抱え起こしながらサイタマは呆れていた。

続くかも知れない

感度

「ジェノス、お前の感度って調節できるのか?」

「はい、前回のメンテナンスでできるようになりました」

「一番敏感にしてみて」

「はい」

「触るぞ」

「どうぞ」

俺がジェノスの手を握るとぶるぶると震えながらへたり込んでしまった。

「そんなに感じるのか」

「俺にも予想外でした」

特に意味もなく終わり。

近況報告

どうも、先日より微熱続きでへばってますのでSS、記事共にお休みしてます。

なお微熱は心因性のもので時間が解決するとの診断を受けてます。

それでは皆さんもご自愛ください。

ジェノスと鴉

ジェノスと鴉

ジェノスはゴミの日にはゴミ出しをしているが、ゴミ捨て場にはたくさんの鴉がいる。
一度鬱陶しいので焼却砲を向け、僅かな火を見せたことがある。
慌てて飛び去った鴉たちに、ジェノスは危険な奴として覚えられてしまった。
ただでさえ目立つ金髪、姿さえ見れば襲って来る。複数で囲まれて威嚇を受けたこともある。

ジェノスは鴉を焼き払う気はない。こんな奴らを焼くための焼却砲ではない。

ただ鴉が何処にいても襲って

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ジェノスと温泉

ジェノスと温泉

サイタマ先生と1泊で温泉旅館に来た。
ヒーロー協会からの休暇だ。

生身の頃家族とたまに行ったことがあるくらいで先生と2人きりなんて夢のようだ。

「ジェノスー、料理楽しみだなー」
「はい!先生!」
味覚を作ってくれたクセーノ博士に心から感謝した。
先生は座椅子に背を預け足を投げ出して茶菓子をつまんでいる。

「俺、温泉旅館なんてはじめてなんだよ、土産何にしようかな?」
「誰に買っていくんです?」

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