「メディカル・ロックンロール」について
CDが届いたら全曲レビューをやると決めていたのでYOU SAY 実行。
推しのシンガーソングライターであるアザミさん待望のセカンドアルバム「メディカル・ロックンロール」が5月4日(各種ストリーミングは5月5日)に発売されました。いぇーい!
というわけでやっていくわよ(レビューと銘打ってますが個人的なメモ程度のノリです。あしからず)
0. prologue Ⅱ
先行公開クロスフェードの最後で流れてるのを聴いた時点で鳥肌ものだったのですが、こういう導入?めちゃめちゃ良いよね…好き…。エモーション・シンドロームからのメディカル・ロックンロール。流行り病、終わらせに行こう。
1. ビジンハクメイ
モーソー?ダウト!ベイビー
初っ端からフルスロットルなアルバムは名盤てじっちゃんも言ってた。もはや自分の中でアンセムと化している曲。初めて聴いたアザミさんの曲もビジンハクメイだった気がする(ここでも音楽を止めるなは神のような企画だということがよくわかる)。今まで聴いてきた古今東西の音楽の中で好きなものベストテンを挙げろと言われたらランクインする。歌詞と曲のリズムがとにかく気持ちいい。何を食べて育ったらこういう曲を書けるのだろう。リットル単位で発泡酒を飲めばいいんかな。ららるらら〜。
2. 遣ラズノ雨
ビジンハクメイに続いてこの曲も歌詞の言葉選びが絶妙で好き。Youtubeで公開されてるMVの椿田りささんのイラストも素敵。「アザミ徹底解剖 ~2ndアルバム「メディカル・ロックンロール」を振り返り~」配信でもお話されてましたが、ビジンハクメイと繋がっている曲なのでそれぞれの曲のライナーノーツを読むと一粒で二度おいしい。
3. スキャンダル、改変。
個人的にこの曲の歌詞めちゃめちゃ好きなんですよ。”月曜日が嫌だから〜”から曲が始まるんですが、平日の月〜金は仕事で土日は休みという規則正しい(?)働き方をしていない自分はこの「月曜日が嫌」という感覚を忘れて久しいので、聴く度にそう言えば月曜日ってそうだったな…と。コンビニエンスストアで踊り続ける事に慣れてしまった人間の末路である。
4. モノクロデルタ
ワルツ〜〜!コンビニで踊る〜〜〜!といきなり自分の中の知能指数が低下するくらい好き。なんか真夜中にハンモックに揺られながら聴きたい。ハンモックって憧れるよね。この曲も前述の「スキャンダル、改変。」と繋がっている曲なのでセットで聴くといいらしいですわよ奥さん。
5. EPISODE.02~盲目の救済~
feat.氷雨 悠冰さん!語りかっこえぇ…。蟹亀のオタクなのでキャッキャッしちゃう…。
6. 不老有限完全体
全体のリズムとギターの音が相まってふしぎな切なさのある曲。聴いてるとなんだか寂しくなる。「御伽噺」というワードが自分的にトリガーになっているような、いないような。
7. 涙のある街
今回のアルバムの中で一番好きな曲。廃信の弾き語りでは幾度となく聴いてきたけれど(弾き語りバージョンも本当に良い)待望のアルバム入り、嬉しすぎる。余談だけど、「海のない街〜」という歌詞について、アザミさんが海に行ったことがないからそういう歌詞になったという理由を聞いた時クスッときちゃった。ラブリー。
8. スイートコード
feat.IURA TOI!最高の組み合わせすぎる。ラップパート狂おしいほどに好きだYO。歌詞も曲全体のフロウも最 the 高。余韻がまさにスイートコード、つまり味わ韻…ってコト...!?(アザトイラジオをみんなよろしくね)
9. ディア・プディング
2021年、最高のスタートを切った曲。ビジンハクメイ系(と勝手にカテゴライズしてる)の歌詞とリズムにこれまでのアザミさんがこれでもかと詰まってる。”固くゆでた月とスパイシーなサニーデイ”って、なに?綾○レイもビックリだよ。これが人類補完計画…。
10. ロックンロールは人知れず
✌(みんなのアンセム。多くを語る必要はなし。MVもほんとに良いから絶対に見てくれ。なに?リンクを貼れって?こんなネットの片隅のnoteが読めるんだからYoutubeで検索をかけるくらいお茶の子さいさいでしょうよ。ポカンと口を開けていたら自然と口元まで料理が運ばれて来ると思っているのならそれは大間違いなんだぜ。タフな人間にならなければメキシコでは生き残れない。これなんの話?)
11. CD特典音源「Give me gimmick idol」
エイプリルフールの特別企画、あの穀潰シスターズの曲が特典で聴けるなんて、いいんですか!?早くメジャーデビューしてほしい。アザミさんのレパートリーの広さハンパないよなぁ…。
以上、全曲レビュー?でした。
「時間旅行」がアルバムのテーマだと仰っていたので、歌詞と各ライナーノーツを読みながら無限にあれやこれやと考察できる、名盤だと思います。
自分がアザミさんを追いかけ始めたのが2020年の後半辺りからなので、まだまだ新参者ですが一ファンとしてこれからも活動を応援して参りたい所存です。セカンドライブや次回作も楽しみ。
現実の流行り病は続いていても、エモーション・シンドロームはメディカル・ロックンロールで治療できるのだ。まだまだこれからもあそぼーね。
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