#Kawasaki乗り
70年代のバイク乗りの週末・1
「 こんなはずじゃなかった…… 」 片岡義男かぶれ・79年のバイク乗り達
1
8字サーチ・・
隣のピンスポットとぶつかりそうなぐらい振り回し、
フィナーレ…
羽をいっぱいつけたダンサー達が上下に掃けていった・・
「おつかれ~」
調整室のなかで、いつものように、みんな手際よく電源をおとしていく。
オープンリールがカラカラと音をたてるころには、客電もついていた
ぼくは、アーミーグリー
70年代のバイク乗りの週末・2
「 こんなはずじゃなかった…… 」 片岡義男かぶれ・79年のバイク乗り達
どこに行くのだろう、みんな
なぜ、こんな深夜に混んでいるんだ。
環八のスタンドは
と、思うぼくも、どこえ行くのだろう…
いいや、スタンドぐらいどこにでもあるさ
そのまま左折して第3京浜にはいった。
玉川料金所の横の緩いアールをぬけ、
メーターの針は両方とも垂直に立ち、ほぼ止まった。
生暖かい東京から離れよう
70年代のバイク乗りの週末・3
「 こんなはずじゃなかった…… 」 片岡義男かぶれ・79年のバイク乗り達
やはり防波堤の内側にすればよかっただろうか…
パーキングの中で大型に引っかけられない、明かりの下に行き
サイドスタンドを出す事ぐらいしか考えられなかった
軟らかな地面をもとめ、砂浜に薄っぺらいシュラフを広げて眠りについた
夜の潮風が冷たく感じても、湘南も夏にはかわりない
気持ち悪く汗ばんでしまったジーンズの不快感
70年代のバイク乗りの週末・4
「 こんなはずじゃなかった…… 」 片岡義男かぶれ・79年のバイク乗り達
こんなはずじゃなかった…
でも、箱根で降られるよりは、良かったかもしれない
まだ、保土ヶ谷インターだが。
どんよりくもった夜明けは
ざまあみろといわんばかりに、そのままだった。
夏はおあずけ…
あんなに蒸し暑い夜の後なのに
いや、あとだからか。
ついにふりだした、シールドにこつんこつんと雨があたる。
せっ