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#思い出 お皿が可愛いウズベキスタン

ウズベキスタンの雑貨は日本にない発想がたくさんあって本当に見ているだけで楽しい。

赴任初日。職場の女性が出してくれたお茶は綿花柄のウズベキスタン定番の茶器に入っていた。

写真は、その綿花柄の茶器のソーサー。日本の我が家では、サラダなどのお惣菜のお皿としてほぼ毎日活躍している。

このタイプの茶器はローカルな食堂でも普通に使われていて、ちょっと高級なバージョンはお土産としても人気である。赤い柄、ポップな柄など選択肢も豊富でどれもセンスが良い。逆に迷ってしまって買えないくらいだ。

リシタンなどが有名な伝統的な柄のお皿も、目移りしてしまうくらい可愛い。しかも手書きなのでほとんど一点もの、にも関わらず一皿数百円が相場。日本に持ち帰ることを考えていつも数点しか買えないけど、本当は色々と揃えたい。

しかしお土産物はまだまだ日本人観光客が買って帰りたい〜!と思えるものは少ないのが現実である。人気なのは伝統的な布「アトラス」を使ったテディベアで、ヒヴァで作られており、相当可愛い。これは日本の支援で作られ、主に日本人観光客が買って帰る。あとは、リシタンを中心とするお皿、スザニ刺繍グッズなどがある。お皿は、小さいものは一つ1,2ドルで買えたりするが、残念なのは日常的に使っていると結構欠けてしまうこと。強度に難ありのものが多い。また、スザニグッズも、刺繍はきれいだが縫製がいまいちだったりする。なんだか、全体的に「惜しい」のである。

ウズベキスタンは、ダイヤの原石のような国だなと思う。個性がキラキラ光る若い人たちがたくさんいるのに、それが生かされていない。研磨して研磨してしまくれば、すごいパワーが発揮されるに違いない。それがお土産にも現れているような気がしてならない。あと少し、なのだ。日本人の観点で見て指摘して修正を重ねて、「日本クオリティのウズベク製品」を作ったら、すごく面白いことができる気がしている。それはモノだけじゃなくて、人も同じことだ。

綿花柄のお皿に入れた途端、私が適当に作ったふつーのサラダも、なんだか素晴らしいお惣菜に見えてくるから不思議だ。ウズベク・パワーを日々感じている。

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