08_ポテトの小のL みたいな 超高齢化社会 という言葉

noteさんからの背中を押すご案内が届いたので、慌てて書くということを何度か繰り返しておりまして、おかげさまで月に一回の投稿はできている状態です。
ネタはいくらか思いついているのですが、なかなか書くような状態に自分を持って行けなくてグータラな状態です。スンマセン。

さて、本日は表題のオハナシ。
細かいところに気がついてしまうのがオイラの特徴(よいところでもあり、悪いところでもあり)だと認識しておりまして、語句の用い方でも時折気になってしまうものがあるわけですよね。
語句に関してはやはり個人ブログやSNSへの投稿文よりも、それなりの会社などのサイトに掲載されている記事のほうが適切な用い方をされている方が多いように思うところです。

で、表題の件。
我が国では、生まれてくる子供数が少ないことに加えて、長生きする高齢者が多いわけですので高齢化率ってものが高い状態が継続しています。
ちなみに、今更ですが「高齢化率」ってのは全人口に対する65歳以上人口の割合のこと。
で、この高齢化率の割合によって社会の状態はが区分されているってことは意外と知られていない気がしています。
区切りは7%刻みで、高齢化率が7%を超える社会を「高齢化社会」、14%を超える社会を「高齢社会」、21%を超える社会を「超高齢社会」と呼びます。
本件に関する解説を千葉県のサイトで見かけましたので下記にご紹介します。

と、いうわけで、語句としては「高齢化社会」、「高齢社会」、「超高齢社会」の3つなわけです。
従いまして、両端を足したような「超高齢化社会」という言葉は定義としては存在しないわけです。
個人ブログならまだしも、コノ「超高齢化社会」、意外にいわゆるちゃんとした系統のサイトやら印刷物やらでも目にする機会がございます。
そういうのに気がついてしまうのですよねぇ。オイラって。
で、ちゃんとした系統のサイトで、「超高齢化社会」って文字を見つけてしまうと、こういった語句に対して雑な扱いをされる事業所なのかなぁと考えてしまうわけですよね。

文系理系という分け方は好きではないですが、いわゆる文系的な領域を得意としない私でも、いわゆる字面を見たら「超高齢化社会」のおかしさには気がつくのですよね。
「化」って、化けるわけだから、それそのものではなくて、それに準じる状態を指すわけですよね。別の言い方をしたら「ナントカっぽい」みたいな感じですかね?
それに対して「超」ってのは、それをより強化するような語句ですよね。
ですので、両者を同時に使うってのはオカシイ、気持ちが悪いって気が付かないのかなぁと。
と、言うわけでタイトルの「ポテト小のL」なんてフレーズが出てくるわけです。

個人単位でこういうことに気が付かない人がいることは仕方のないことでしょうが、一定の規模の事業所でこういった印刷物なりweb記事でなりに掲載される文章で、このおかしなフレーズに気が付かないってのは、オイラの感覚ですと他のことでもまぁ気が付かないって場合が多いのだろうなぁ、そういう事業所なのだろうなぁと推測してしまいます。
私が外食の時に御飯の量を選べるお店の場合には「控えめに大盛りで」と言うのは、まぁ、そういう意味ですよ(どーいう意味だ?)。

んな細かいことはどーでもイイじゃァないかとか言われる人もいるでしょうが、こういった語句の定義とかを雑に扱う連中とはやはり噛み合わないよなぁと思う次第です。
お互いによい印象も持たないだろうし、そもそも快適ではないでしょうね。
ってことで、面白そうな記事を見つけたのでご紹介してオシマイにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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